ラストメンバー!
ドラムがいないまま1ヶ月が経とうとしていた。そんな時ドラムを探していると1人のスネアドラムを背負った女の子を見つける。
アタルがバンドに入って1ヶ月が経とうとしていた。響輝達のバンドは未だにドラムが見つからなく、ドラム無しで練習をしていた。
「ドラムどうするー?」
「もういいんじゃね」
アタルと音也はそんな話をしていた。その横でロズもリラックスしていた。
「良くない!絶対にドラムを見つけるよ!」
ユミが1人で探す気満々だった。ドラムを探すことには響輝は賛成だった。
「じゃあ探してきてー」
気の抜けた声でアタルが答えた。バンド一同は音也の家で練習をしていた。音也の家からなら歩いてライブスタジオなどは近い。ユミに手を引かれ響輝はいつも通り連れていかれた。とりあえずライブハウスに着いたがライブを見ることしか出来なかった。そんな時、ユミがスネアドラムを背負った女の子を見つけた。1人でいるようだった。ユミはすぐにその子のところへ駆けつけた。
「君。ドラムだよね?バンドとかしてる?」
「い、いやしていないです」
「ねぇ、私達とバンドしない?」
「ホントですか!是非私にやらしてください!」
響輝は「嘘だろ!?」そんな気持ちしか湧かなかった。響輝はユミに驚きが隠せなかった。
「バンドとかしてたの?」
ユミが質問した。
「はい。1週間ほど前までしていたんですけど、バンド内でのいざこざで解散してしまって」
「そうなの?」
「その後は色んなバンドの臨時ドラムとしてタライ回しにされていて。本当はメンバーとかともっと自分のドラムを鳴らしたいのに」
『アノニマス-さユり-』
「あなたはそんなにドラムが好きなのね」
彼女の顔はとても笑顔でユミの言葉に頷いた。
「まだ自己紹介してなかったね。私がユミ、こっちにずっと無言で立っているのが響輝くん」
「サクラ。成葉 サクラです」
「サクラちゃんよろしくね!」
「はい!」
今回のイメージ曲は
『アノニマス』でした。
今回の話はラストメンバーとして少し可哀想な女の子を入れようと思っていました。次の話はバンド完成のお話です。勝手ながら1週間ほど休載させていただきます。次回、火曜日に投稿予定です。お楽しみに!




