輝く夜のF!!!!
彼女との出会いが呼んだ懐かしい気持ち。それがきっかけとなり響輝の心は動き出す。
「私、ユミ!緑 ユミ!」
彼女は響輝の手を強く握りしめて、ニコニコしながら語りかけてきた。ユミはレスポールをギターケースにしまって、響輝に質問し始めた。
「何か音楽をやってるの?」
「今は弾いていないけどエレキギターをちょっと」
「ホント!?どんなギター?」
ユミはとても嬉しそうに尋ねてきた。響輝はとある事件が起きる前までずっとギターを弾いていた。
「ストラトキャスター」
「ホントに!?私たちギター仲間だね!」
その言葉に心が締め付けられるようにドキッとした。それから彼女の事を少し教えてもらっていた。ユミは2日前に来たばかりだった。ユミは同じ歳の高校2年生だった。響輝はユミの事を年上だと思っていた。堂々としている姿を見て響輝は年上だと勘違いをしていた。
「はい!これ。これからよろしくね!」
ユミはそう言って何かを響輝の手の中に入れて立ち去って行った。それは電話番号とメールアドレスの書かれたメモだった。その夜、響輝はドキドキしていた。久しぶりのギターの音色に心が踊っていた。響輝はクローゼットの奥にしまっていた、ギターケースを引っ張り出した。箱を開けると、ストラトキャスターが輝いていた。2年間ほど放置していたためにネックは曲がってしまっていた。だがそれも気にせずにずっと引き続けた。
『今宵の月のように-エレファントカシマシ-』
響輝にとって嫌いだった音色が心地よく感じた夜だった。
ギターを鳴らした時の感動を突っ込んでみた!みたいな感じで書きました。実はお話にあった曲を付けさせてもらっています。『』の中が曲になっているので是非そちらも聞いてみてください!BECKのような胸熱ロックを目指して頑張ます!ナルト




