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家庭教師の1年間  作者: マック アダソン
第三章 面接対策
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③ 思いがけない転機

そんなある日、担任の先生から話があった。

 推薦で受けられる可能性があるというのである。

 私は耳を疑った。

 三者面談では厳しいと言われていたからだ。

 後日、改めて面談が行われた。

 その中で話題に上がったのが英検三級だった。

 第二章で必死に勉強し、取得した英検三級である。

 先生はその資格も含めて総合的に判断した結果、推薦で受験できる可能性があると説明してくれた。

 私は信じられなかった。

 一般受験しかないと思っていたからである。

 しかし話は少しずつ現実になっていった。

 そして最終的に、私は推薦入試を受けられることになった。

 英検三級の合格が、ここで初めて大きな意味を持ったのである。

 第二章の終わりで感じていた「あの合格が後で役に立つかもしれない」という予感は、思いがけない形で現実となった。

 もちろん喜びだけではなかった。

 今度は面接という新たな課題が待っていたのである。


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