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家庭教師の1年間  作者: マック アダソン
第二章 英検の勉強
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④ 合格通知

試験が終わってから結果が出るまでの時間は、思っていた以上に長く感じられた。

 自己採点をしても確信は持てなかった。

 合格しているような気もする。

 しかし、どこかで大きな間違いをしているのではないかという不安も消えなかった。

 だから結果が届くまでは落ち着かない日々が続いていた。

 そんなある日、ついに英検の結果が届いた。

 私は緊張しながら通知に目を通した。

 そして次の瞬間、思わず何度も結果を見返した。

 英検三級合格。

 そこには確かにそう書かれていた。

 ようやく肩の力が抜けた。

 嬉しかった。

 もちろん高校受験はまだ終わっていない。

 評定の問題もある。

 面接も残っている。

 それでも、自分が積み重ねてきた努力が一つ結果として形になったことが素直に嬉しかった。

 次の授業の日、私は家庭教師に合格を報告した。

 家庭教師も自分のことのように喜んでくれた。

 あの時どのような言葉を交わしたのか、今では細かくは思い出せない。

 それでも、二人で喜びを分かち合ったことだけはよく覚えている。

 振り返れば、それは受験勉強の中で初めて得た大きな成功体験だったのかもしれない。

 しかし、その時の私はまだ知らなかった。

 この英検三級の合格が、後の高校進学において思いがけない幸運をもたらすことを。

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