Cパート
これが過去のお話であり、未来という現在ではどーなってるのか?
って話を、作者なりの考えと、上と現場の話を総括するとですね。
「法令や法律を遵守しなさい!!」
配達員をこれ以上削減したらどうなるか?
「今日中の配達が不能です!明日やります!!」
全国的にも今がそうでして、自分の配達地域が珍しいぐらいになって来てるんですが……。
『法令や法律を現代の状況を踏まえて変化していく必要があるのと同時に、社会で働く人達も成長していかなきゃいけない』
というのが、インフラの現状です。
新しい装備にはなってきているのですが、そこで働く社畜共がなぁなぁと、そーいう状況を続けているのはやっぱりよくねぇーなぁ。っと。全部をやる気にはなりませんけれど、死活問題になりかねないよって。
その上で、この”積載”っていうお話が、人手不足の中で働く方々の能力をさらに引き上げるために必要なわけです……。
◇ ◇
ドガララララ
「ぬわぁ~……」
矢木配達員はやっちまったなぁ~って顔で、車で配送している別の業者の人の姿を見ていた。
積み方が悪いんだよって指摘したいのと、車の後部座席の扉を開けて、荷物を漁っている最中に他の荷物が雪崩落ちるほどの量を配達させんじゃないの気持ち。
「俺達も新人の頃はよくやったなぁ」
……何事もやってから分かるんですが。いきなり新しい装備を持っても、慣れている人達ほど上手くできないものです。
現在は、数字だけを見て、人間にはこれだけの量ができるっていうラインでやってると思うんですが。
この人は始めたばっかりだな。この人は慣れてるなって感じの働き方が見えてきます。
一番分かりやすいのが、荷物の取り出し方ですね。
慣れている配達員は配るべき荷物が配達開始の段階でよく分かっています。序盤は頭に入ってくるものですが、中盤以降はやっぱり曖昧になるんですよね。工場関係のお仕事と同じで、毎日同じ仕事をしていると記憶がゴチャゴチャします。
バイクの中にしろ、車の中にしろ、今ここで配達するべき荷物を捜している時間というのは30秒、40秒でも、蓄積すると結構な時間になります。
スマホを見れば、どの荷物を配るべきかのルートが入っているんでしょうか?そーいうのが分かるにしろ、どの位置にその荷物を置いているか、すぐに分かるといいですね。
(他社がどんな風に積んでいるかは分かってない)
ブロロロロロ
積載が少なければ、考えて探す時間やらその負担が少ないので。適切な物量というのは、配達員それぞれにあると思います。
その適切な物量ってのを、人手不足のせいで改善していかないとマズイよねってわけで。
「あー、重っ……」
前回、上から取り出す郵便物は大型マンションや確実に配達できるモノからってお話で。
このCパートでの冒頭のやり取り。10年ほど前からですが
「ぜってー、郵便を積めなくなるだろ……」
郵便物が減っても、積載する体積はそんなに減らないんじゃないか?という感じです。
際たる例が、嵩物郵便物の増加です。通常郵便が減ってきているのにも関わらず、これが非常に増えています。
「来年にはまたマンションが出来やがるのか……」
郵便が減っても、配達箇所数の増加 = 新築マンションの増加が主な理由ですね。
郵便局が貧乏、ゴミクズと呼ばれている中。地域にいる地主さん達が土地を売ったり、元々あった商業施設が無くなって、マンションに変わったりと……。時代の変化がよく見えてきます。
新築マンションが増えても郵便物は一気に増えるわけじゃないんですが、
「あれとかこれとか増えすぎーー!!」
AMAZONやらメルカリ、ヤフオクなど、……そーいうのが来やすいんですよね。世帯数が多すぎると、その弊害で……。
そして、こーいう郵便物は入力関係にあるものですので、優先して配達すべきものになっております(時間指定はほぼないけど)。それと並行して世帯数が増えるってことで、配達員達の多くは……頑張るとは違うかな?現場の高齢化も一概には言えませんね。
人手不足も重ねた結果、現場でやっていることとして
「通常郵便の配達を、日にち事にする」
10年くらい前は、配達員の突発などがない限りはしなかった事が。今では当たり前というか、仕方なくやる事情となっています。(してねぇところのが珍しいのかな?)
通常。
24区、25区、26区、27区、28区 という5つの配達地域に5人の配達員を配置していたのですが。(全体で8万くらいの物数なら)
今は、
24区、25区、26区、27区、28区 という5つの配達地域を4人で回している状況です。(全体で4万くらいの物数なら)
上が示している郵便物の物数からなる計算ですと、……郵便物の減少を加味してですが、4人の配達員で事足りるというのが、酷い話ですが……出ている現状です。
とはいえ、
1日の配達物数は、その日にならないとまず分かりません。年間を通しての物数なら確実に減っているのは事実ですが、時期によっては変わりない物数もありますし、どっかの通販セールとかの巻き沿いとかあるんでね。
また、4人で配達できるって言われても、配達箇所数の増加とその距離、再配達の移動距離、……また、内務作業である抜出、大区分、道順組立などを含めると、……
「計算でできるなら、マジでやってみろよ……」
かなり難しいです。
そこで通常郵便物を、ローテーションで配達していく方法に至りました。
ザックリとこんな感じにですが ↓
24区:月曜日は配達なし 火曜日に 月・(先週の)日・土・金 の分を配達
25区:火曜日は配達なし 水曜日に 月・火の分を配達
26区:水曜日は配達なし 木曜日に 水・木の分を配達
27区:木曜日は配達なし 金曜日に 木・金の分を配達
28区:金曜日は配達なし 月曜日に 金・土の分を配達
念のため、書いておきますが。
追跡郵便などは大体配達しています。(時間なくて、できんとか聞くけど)。
DMが届かない、ふざけんなーって苦情はまず来た事がないので。こーいう配達方法にすることで、配達員の負担を減らしつつ、残業も抑える感じです。
2日分の通常郵便をやるのは大変じゃないのか?って意見もあったりするんですが
「それでも全体の物数が減ってんだもん!!」
2日分の通常郵便の物量を配達する事にはなるんですが、それで昔の物数を若干上回るくらいです。
まぁ、追跡郵便が増加してるので今の方が、そーいう意味ではキツイかな?
とはいえ、やりようがまだまだあるって事で
まだ話には上がってませんけれども
「将来的にはゴミ捨てみたいに、通常郵便に限らず、曜日毎に配達をする地域としない地域を分ける試みをするかもしれない(仮定ではあるけど)」
現場の事情を鑑みると、そーいうのはホントにありえそうです。
実際、昔は台風や大雪でも、配達員が特攻して楽しかったんですけど。今じゃあ、リスクの方があまりに大きすぎるので、配達を中止したり縮小する動きが最優先となっています。割に合わない仕事はしない、感じになってきましたね。
2026年の酷暑はそうでもないですか(現場の感覚ではありますが)、2025年の酷暑はエグかったので、……今後もそーいう日々が続くようでしたら、7月、8月の配達業務に関しては、なんらかの縮小はあり得ると踏んでおります。
夏の甲子園なんかがそうですが、暑さの影響で、夕方・夜間の試合が増えました。
暑い = 日照時間が長いので、 配達時刻を夕方 ~ 夜間 にしてみるという試みは、案外いいのかな?ってのは、個人的に思っておきます。昼間の配達は一切しないわけにはいかないので、会社関係は先に配達を済ませるとかですね。
そーいう配達方法がとれるようにも、積載に関しては、ホントに考えるべきところです。
「あーすればいい、こーすればいいの理想を口にするなら、配達員全員がそれだけの実力がねぇーとできねぇわけよ」
そうですね、山口さん。自分も封神演義の聞仲というキャラクターが大好きです。
今後の想定にしろ、理想にしろ。
配達員達の実力が上がらなきゃできないわけです。
まだ2日分の積載だけなら全然簡単ですが、2日分の道順組立をする実力、2日分の配達をできる実力。普段から誤配しない業務が必須となります。
手をつけるなら、積載が一番楽かなって思っているのは、ぶっちゃけ、1度の成功体験でかなりの経験値を得られるからです。
「配達の早さには、各地域の郵便物の差もあるけれども、キツイ時でも平常な業務ができる奴だ」
全然積んでない郵便物を配達しきるより、滅茶苦茶積んだ郵便物を配り切ったってのは自信になりやすいです。天候が良好でもキツイ日というのは、物数が多い時です。
物数が多いというのは、全ての業務が普段よりも大変なことです。今はそれを手っ取り早く感じ取れるのは、祝日明け (土・日・月分の配達をする)時です。こーいう日はどの配達員も遅いんですが、普段と変わらない速度で配達する方もいるものです。前日にやっているとかもありますが、
道順組立も速くて、配達も速くて、積載する速度も速いです。




