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魔王 チャラワンから零れ落ちた雫にあれが写る

 雨が止んだ河原にいる魔王 チャラワン一行。

 そこで魔王 チャラワンは勇者 ユーリの腕の中で眠らされていると思い込んでいた。

 いや、ただ勇者 ユーリの胸に顔を埋めているだけである。

 そして、眠らせた犯人を悪魔のような騎士……つまり北斗と思っている。

「うーむ、どうしたものか……。

 まだ我のレベルではあの悪魔のような騎士に加え勇者 ユーリには勝てぬ!!

 じゃが逃げられぬし……」

 ぼやいた魔王 チャラワンは考えた。

「うわっスッゲー! おい、すけさん見ろよ!」

 しかし、そんな魔王 チャラワンをいつの間にか左側だけ脱いでいたレインコートを

まるでマントのように軽やかに翻し肩にかけた勇者 ユーリが軽々と空に掲げたのだ!?

「な、何をするのじゃ!? 我はどこぞやの生まれたての王子ではないぞ!!」

 魔王 チャラワンはじたばたと暴れた。

 しかし、勇者 ユーリは魔王 チャラワンを高々に掲げたままだ。

 そんな魔王 チャラワンの目にある美しいものが入る。

「おぉ……あ、あれは虹の橋!?」

 そう、偶然にも遠くの川の上に虹がかかったのだ。

 しかも、見ようによればその川の向こうまで橋がかかったようにも見える。

 なのでまた魔王 チャラワンは勘違いした!

「ふん……どこかで聞いた雨と太陽が合わさる時、虹の橋が出来るという言い伝え通りじゃな」

 突如、出現した虹の美しさに感動した魔王 チャラワン。

 魔王 チャラワンの瞳から一粒の雫が零れ落ちる。

 その雫にはあの空に浮かぶ美しい虹が写っていた。

~下らない話のおまけのぼやき~

 SFC版 ドラ○エ I について…。

 別にね、SFC版に限った話じゃないのよ…

 ただ、クリアできたのがSFC版からってだけなのさ。

 でも、あの虹の橋がかかるシーンはとてもよかった!

 当時のあのクオリティーで音もよかった。

 確か橋も虹色だった気がする。

 けど、主人公は横歩き…(笑)

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