魔王 チャラワン 香しいあれをくんくんする!
まだ、へらへら笑い続ける魔王 チャラワン。
それは初対面のお姉さんが魔王 チャラワンを御機嫌にさせる
あれやこれやをしてくれているからである。
しかし、魔王 チャラワンはお姉さんから勇者 ユーリへ引き渡された。
「うぬ? 何じゃ勇者 ユーリか……」
非常に嫌そうな顔をする魔王 チャラワン。
口がへの字に曲がっている。
「おいおい、すけさん。モロそんな顔しなくっても……」
苦笑する勇者 ユーリ。
眉が下がっている。
お姉さんはというとどこかに行ってしまった。
しかし、すぐに戻って来た。
そして、魔王 チャラワンのへの字になった口にある物を差し出す。
「は~い、すけさん君。これ、どうぞ。ちゃんと子犬用だから大丈夫よ♡」
「ふーぬ? いい匂いじゃ! 人間よ、これは新たな魔物共を引き寄せる餌か?」
くんくんそれを匂う魔王 チャラワン。
「おぉっ! 良かったな すけさん! おやつだぞ?」
「おやつじゃと? 何じゃ我の食べ物ではないのか……ならいらぬ!」
ぷいと顔を背けた魔王 チャラワン。
しかし、お姉さんは魔王 チャラワンの鼻に骨の形をした香しいそれを持ってきた。
「な、何をするんじゃ!? やめぬか!!」
「ほぉ~ら、すけさん君。美味しいよ?」
「くんくん。美味そうな魔物共を呼び寄せる餌の匂いじゃの。
ふーっ……腹が減った……」
じっと骨の形をした香しいそれを見つめる魔王 チャラワン。
ぱくりっ!
と、それを一口で食べた。
「むぐむぐむぐ……美味い!」
魔王 チャラワンの機嫌は直った。
~下らない話のおまけのぼやき~
SFC版 ○ラクエ V について…。
あの城にお化け退治に行って一緒に行動するようになるモンスター。
名前『ボロンゴ』ばっかだった。
たまに『ゲれげれ』で一度『プックル』にしたっけ?
でも、『チロル』だけはなかった。
PS 2版以降になるとまだ候補が増えてるのね~。
やったはずだけど知らなんだ…。




