第11話〜飛行機〜
今回、ギャグ重視です・・・適当です・・・
エアポートに着き、バスの中にいた生徒は全員外へ出た。
「キャーッ!エアポートー!久しぶり〜っ!」
出て早速、大きな声で騒ぎ出すA子。
「・・・旅行なんて、3年生だけで行けばいいのに・・・」
着いて早々、ブツブツ愚痴るB子。(飛行機恐怖症らしい)
「オ、オエェ・・・吐く・・・」
・・・とだけ呟き、トイレにダッシュするC君。
など、様々な人たちがエアポートで大輝の学校・・・須田高のバスが来るのを待っていた。
そんな中、美輝は・・・
「ハァ・・・」
4つの頂点に立つ人物について自問自答していた。
―――1人が、私だとしたら・・・あと3つは誰か?
恵夢だろうか・・・いや違う。恋愛バトルにだけはなりたくない。
騒がしいA子か?いや勘弁。B子・・・暗すぎる。C君・・・嘔吐物で大変そうだ(関係ない)
「お〜い?美輝〜?」
ずっと自問自答する美輝の目の前で、恵夢の手が振られた。
「え?あ、何?」
我に帰り、美輝は恵夢の目を見る。
「大丈夫?ていうかコレ、マジでかわいくない!?」
そう言い、恵夢が差し出してきたのは・・・怪物フラ○チェンのマスコット。
誰がどう見てもカワイイのカの字も発せない。
「あは・・・そーだね・・・」
美輝は引け気味にそう言うと、差し出された怪物フラ○チェンのマスコットをそっと引き戻した。
・・・と、その時。
「あっ、あれって須田高じゃない?」
恵夢が気づいたように窓の外を指差した。
・・・確かに、目の前にははっきりと須田高のバスがあった。
「ほんとだ。意外と早いね。」
「い、意外とって・・・」
2人は怪物フラ○チェンを棚に戻し、土産屋を後にした。
外に出ると、ぞろぞろと須田高の生徒がエアポートに下りている。
これまた、騒ぐ人やトイレにダッシュする人など、様々・・・そんな最中。
「じゃ〜、班長は点呼取れ〜いっ!トイレに行って○○(ピー)吐いてる奴ぁいるんだった〜、すぐにワシんに報告するよ〜に〜!」
悠長な校長の声が響いた。
これじゃあ適当校長ではなく、悠長校長である。
「全く・・・なんであの校長、○○(ピー)吐いたとか普通に言うんだろ・・・」
「だよね。○○(ピー)吐くなんて、しょうがないことなのに・・・」
2人はぶつくさ言いながら、班長の元へ急いだ。
点呼を取った後、いよいよ飛行機の機内に入る。
機内の席順は、至って適当。つまりは班行動完全無視。
その代わり、他校の異性の生徒同士で席を組め・・・とのことだ。(校長伝授)
「えっと・・・他校男子・・・他校男子・・・」
美輝は早速、須田高の男子を探し始める。
1人は顔が崩れている者。
1人は髪が爆発している者。
1人は体中にニキビや吹き出物がある者・・・
日頃・・・いや常に「容姿端麗」「運動神経抜群」・・・つまりは(頭以外)「完全無欠」な男(つまりは大輝)を見ている美輝には、そんな大変失礼な感想しか抱けなかった。
「・・・オイ。」
1人キョロキョロしている美輝の頭を、何かが小突く。
「何よ?」
美輝は小突かれた部分を軽く摩りながら“ソイツ”を見上げた。
目に飛び込んできたのは・・・
「・・・フラー○チェーン!!!」
そう、まさしく怪物フラ○チェンだった!
思わず叫んだ美輝の声に、公衆は一気に振り向く。
「アホかお前!云十年顔見てるだろーがっ!」
声を聞き、美輝はやっと初めて、その正体が怪物ではないことに気づく。
「・・・カグラヒロキクンデスカ?」
片言でそう聞くと、大輝は溜息を吐いて
「女に襲われてた・・・ここしか助かる場所ねーし。」
大輝は、出入り口を親指で差す。
・・・大量の女子が、一心不乱に大輝を見つめていた。
「・・・はは・・・さすがモテ男・・・」
「あんま嬉しくねーし・・・あっち着くまででいーから匿え。」
そう言い、大輝は美輝の細い手首を引いて左のいちばん前の席へと向かう。
「ちょ、それって人に頼む態度!?」
表面上、美輝がそうやって反発するものの・・・心のどっかには、「別にいーけど」っていう気持ちもあった。
・・・そんな訳の分からない気持ちに胸をときめかせてた矢先・・・
ケータイのEメール着信音が鳴った。
「ん?メール?」
こんな時、誰からだろう・・・
そんな疑惑を抱いて、受信BOXを開いた。
『To.美輝
明日ぐらいにジェット雇って行く。
ダミーの充電頼む。
From.大輝』
「・・・っていうことは・・・」
美輝は恐る恐る、大輝の方を向く。
彼は虚ろな目をしていて・・・まるで、人形のような。
美輝はそんな彼の唇を周りに(充分警戒心を持って)そっとなぞり、チロッと舐めてみた。
「・・・鱈子・・・やっぱり・・・」
・・・その後、美輝の超罵声が響き渡ったのは言うまでもない・・・
『比例×反比例』裏コント〜怪物フラ○チェン〜
作者「・・・で、怪物フラ○チェンってなんなんだ?(ジダオ代表作者;)」
美輝「えっと・・・まぁ気持ち悪いっ☆顔とか有り得ないし♪」
作者「・・・そうですか・・・」
気になる人は、検索してみてください!
ヒントは「エ○タの神様」ですょ♪




