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これは魔法の書です。  作者: わおん
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2642/2643

2642

たった36名、その中の30名は、脳だけである。


そんな36名の為に、全人類は、死ぬ事に成る。



しかし、母星崩壊まで、残り百年、


人類は、コンピュータによる思想教育によって、


その事を受け入れる様に成って居た。



だが、未来予知能力者の誕生により、


その計画に改編が加わる。



宇宙船に乗り込む7千名には、


今回の予知内容を知らせない。



死ぬ為に犠牲に成って、乗り込む者と、


知らずに乗り込む者、結果的に、


コンピュータに処分される事に違いは無い。



しかし、死ぬ覚悟の装備で出航する船と、


生存の責任を背負って、旅立つ船。


そこには、違いがあるらしい・・・



的中率98パーセントの言う事なので、


信じるしか無いが、つまり、100年後、


コンピュータに殺される事を知らされず、


騙されて、7千名は、旅に出るのだ。



しかし、この計画は、もう、すでに失敗して居る。


なぜなら、この星の人類には、念話があり、


嘘が通用しない。



結果、騙して乗せるなど、不可能なのだ。


洗脳して乗せる案も出たが、


その場合の未来は、不確定である。



未来予知は、万能では無い、


例えば、この場合の未来は?


そんな質問に、予知は、発動しない。



実際の行動が、その未来を見せるのだ。


その為、計画を変更、7千人を生存させる。



コンピュータが、処分を必要としない万全の船、


それを用意して、新惑星に、全員無事に到着させる。


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