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たった36名、その中の30名は、脳だけである。
そんな36名の為に、全人類は、死ぬ事に成る。
しかし、母星崩壊まで、残り百年、
人類は、コンピュータによる思想教育によって、
その事を受け入れる様に成って居た。
だが、未来予知能力者の誕生により、
その計画に改編が加わる。
宇宙船に乗り込む7千名には、
今回の予知内容を知らせない。
死ぬ為に犠牲に成って、乗り込む者と、
知らずに乗り込む者、結果的に、
コンピュータに処分される事に違いは無い。
しかし、死ぬ覚悟の装備で出航する船と、
生存の責任を背負って、旅立つ船。
そこには、違いがあるらしい・・・
的中率98パーセントの言う事なので、
信じるしか無いが、つまり、100年後、
コンピュータに殺される事を知らされず、
騙されて、7千名は、旅に出るのだ。
しかし、この計画は、もう、すでに失敗して居る。
なぜなら、この星の人類には、念話があり、
嘘が通用しない。
結果、騙して乗せるなど、不可能なのだ。
洗脳して乗せる案も出たが、
その場合の未来は、不確定である。
未来予知は、万能では無い、
例えば、この場合の未来は?
そんな質問に、予知は、発動しない。
実際の行動が、その未来を見せるのだ。
その為、計画を変更、7千人を生存させる。
コンピュータが、処分を必要としない万全の船、
それを用意して、新惑星に、全員無事に到着させる。




