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この時代、コンピュータにも、未来予知の光景を、
見せる事が、可能に成った事で、
原因を考えてもらう。
すると、コンピュータが、意外な事を言い出した。
「無事、到着する為には、運が必要である」
運とは?何だ? 改善は可能なのか?
「宇宙のバランスを保つ為に、運が存在する」
つまり、やっても無駄なのか?
「その通り、しかし、何も実行しないと、確実に終わる」
結局、最終的に脳30個と、冷凍人間が6名が、
一応、新惑星に到着出来る事が、
宇宙のバランスを保つ、ギリギリの範囲・・・
宇宙のバランスとは、何だ?
我々程度の存在が、宇宙にとって、
どの程度の問題に成る?
「知的生命が、科学の壁を突破する危険性がある」
それを、宇宙は許さないのか?
「その通りだ」
科学の壁とは?
「未来を、確定した出来事として、認識出来る」
つまり、我々は、すでに、科学の壁に到達して居るのか?
その後、彼らは、科学の進歩に消極的に成る。
しかし、この状況を放置した場合、
コンピュータの言う通り、終わりが、やって来る。
母星の消滅は、科学的に証明可能な事実なのだ。
滅びを受け入れる思想を広める事と、
最低限の人類を、新惑星で生存させる事、
どちらが、正しい選択か?
その最低限を残す為には、
7千名を、コールド・スリープで送り出す事に成る。
結果、脳が30個と、冷凍人間6名以外は、
全て、処分される。
しかし、その犠牲は、36名を生存させる為に、
必要なのだ。
嘘の通じない世界で、今後、それを承知で、
志願する思想を生み出し、300年後に人類に、
その役目を引き受けてもらう。
それが決定した。




