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未来予知に振り回された人類は、
100年後の母星脱出の為、
宇宙船4隻の建造を開始した。
それぞれの船に、7千名を乗せる事に成る。
そして、もう、未来予知は使わない。
正直な意見として、100年後の人々と、
我々は、関係無い。
その時、我々は、もう、この世に居ないのだ。
どう成ったとしても、知った事では無い。
残酷な発言にも思えるが、
コンピュータが、その様に割り切る必要を、
当時の人類に、言い聞かせたのだ。
しかし、それでも必死に努力する。
それが人類である。
それを理解したコンピュータが、
そんな人類に、最善を選択させる為、
誘導したのだ。
当然、その事は、人類も理解して居る。
その為、過剰な技術革新によって、
母星崩壊50年前の段階で、
最善と考えられる1隻が完成、
まず、その1隻が、新惑星に向けて、飛び立った。
その後、2隻目は、10年後、
その10年後には、3隻目、
そして、崩壊まで、5年の段階で、
造船は不可能と成るが、
その1年前に、最善の最高峰の4隻目が、
最後に飛び立った。
全員が、コールド・スリープの状態で、
コンピュータの制御下で、航行される。
全ては、順調であった。
最初に飛び立った船も、十分な性能を持っており、
全員が眠って居るので、何の不自由も無く、
ただ、進んで行く。




