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直径6メートル、深さ10センチの水溜まり池、
そこに緑水を入れたが、池の水で薄まり、
緑は、確認出来ない。
そんな状況で、熱破壊魔法で、
池の水を熱する事に成った。
誰もが、これが無駄であると認識して居た。
今回、提案した子供も、事の重大性を理解して、
怯えて居る。
熱破壊魔法は、空気に振動を与え加熱する事で、
最終的に、炎が発生する。
だが、空気を熱しても、
そこに燃える素材が無いので、本来、
炎など、出る訳が無いのだ。
しかし、彼らの文明レベルは、縄文人なので、
その事実を理解して居ない。
理解出来る者が居ても、
空中に炎が出現するのだ。
そして、今、それを、池の水に向けて放って居る。
これが、どの様な結果に成るのか?
池から、湯気が上がり始めた。
つまり、これで、先程の、緑水は、
全て死んだハズ・・・
だが、実験なので、仕事を終えた者が、
交代制で、熱魔法係りを引き継ぎ、翌日。
結局、無駄だったと、解散と成った。
その後、通称・ケガ人が、その池に手を入れ、
目を閉じ、木を倒す時の感覚で、砂の中を感じ取る。
「生きてる・・・」
彼は、木に触れる事で、
木の根の細部まで感じ、
それを、念話で周囲に伝える事で、
その先端や表面だけを、熱魔法で、枯らす事が出来る。
結果、木はグラグラに成り、倒す事が出来るのだ。
そんな彼が、砂の中で、緑の水?藻?
その存在を感じ取った事で、事態は急変する。
この池の使い道は、回復術師の、通称・嫁の治療力を、
向上させる為のモノであり、
砂の中で育つ藻であっても、使えるハズなのだ。




