2619
新魔法を得る時、我々には、不自然な現象が起きる。
以前、炎魔法が誕生した時も、
子供が、空気に回復魔法を送って、
空気を、水の様にして、その中を泳ごうとした。
それを実行した結果、空気は水に成らず、
炎が発生した。
しかし、そもそも、空気とは?
子供は、空気など知って居たのか?
息を止めると、苦しく成る。
つまり、我々は、見えない何かを吸って、
それで生きて居る。
それが空気である。
だが、子供が、それを知って居たのか?
知って居ても、それで、泳げる?
空気を水の様に出来ると、空想しても、
それが、実現出来る訳では無い。
それで可能なら、先祖の時代にも、
それは起きて居る。
つまり、我々は、時代の変革期を迎えて居る。
その様な考察が広まり、彼らは、
自分も、新魔法を得られる様な、気持ちに成った。
その影響は、池作りにも出て居た。
まず、集団で、地面に熱破壊魔法を送る。
これは、人数が居れば、誰にでも出来る。
結果、今回は、穴を掘らずに、地面を崩壊させた。
だが、その部分は、砂状に成って居て、
排除が必要である。
地面を掘るよりも、楽な仕事だが、
砂出しが、重労働である事に、違いは無い。
そんな時、1人の子供が、
このまま、川の水を引き込む事を、提案した。
引き込む為の水路も、熱破壊魔法で行う。
そして、水を流し込み、その後、緑水を育てる。
周囲の大人は、困惑した。
地面の一部が砂化した事で、
少し、陥没して居る。
その為、水を貯める部分はあるが、
それは、砂であり、水の多くが、砂に吸収される。
その下の地面にも、吸収される。
結局、無駄に成るのでは?




