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魔法の存在する世界の原始時代。
治療院の仕事は、回復魔法を送る事である。
そして、見習いの仕事は、
回復魔法使いの背中に、回復魔法を送り、
その疲労を軽減する事である。
そんな、見習いが、通称・嫁の担当に成ると、
劇的に疲れる。
そして、嫁の治療を受けた者は、
回復率が増して居る。
治せるレベルは、以前と変化無い、しかし、
以前は、1時間かかたが、今は、30分で終わる。
では、見習いの数を増やせば?
と思うが、人数を増やした場合、
その回復魔法は、炎魔法の原理で、熱を持ち、
それを受ける嫁が、ダメージを受ける。
結果、見習いが、疲れる前に、次々と交代して、
嫁の疲労を軽減させる。
そんな、ある日、見習いの1人が、
土器に水を入れ、その中に魚を入れ、持って来た。
結果、実験が始まる。
嫁が片手を、土器の入れ、
その魚から、生命を吸収するイメージ、
そして、その生命を、患者に与えるイメージ。
結果は、劇的であった。
軽い切り傷なら、数十秒で治った。
つまり、絆創膏程度で治せる傷なら、
30秒以内に、傷跡まで消せるのだ。
だが、魚は死んだ。
これには、嫁も、見習いも恐怖を覚えた。
だが、周囲の者の考察が加わる。
見習いは、死ぬ程、吸収される事は無い。
なぜなら、魔法には制限がある。
これ以上は危険、その様な無意識が働き、
魔法は、最大能力を発揮して居ない。
だが、今回、魚の命なら、使って良い。
なぜなら、この魚は、今から殺して食べるのだ。
その前に、死んでも問題無い。




