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苗木を丈夫にする実験と平行して、
池の魚を、土器に入れ、丈夫で健康に、
そんな思いで、育てる実験も、行われたが、
魚が、丈夫に成ったのか?
別の土器で、放置飼育した魚と比較するが、
その成長に、変化は、見られなかった。
苗木も、木の実が出来るまでには、
最短でも3年かかる為、その違いは不明である。
そんな、ある日、事故が発生、大ケガである。
回復魔法があっても、治すのは困難。
その重症患者は、魚飼育担当者の夫だった。
その為、嫁は、夫に向けて、何の迷いも無く、
回復魔法を送った。
周囲も手伝いたいのだが、その場合、必死の空回りで、
熱破壊魔法に成る危険性を感じ、手が出せない。
そんな状況で、1人の子供が、無責任な事を言った。
要約すると、傷口に魚を乗せて、
魚に回復魔法を送ったら、治るのでは?
そんな馬鹿な事・・・
誰もが、その様に思った。
しかし、回復魔法が得意な嫁は、それを名案と感じた。
回復魔法には、無意識の制限がかかる。
ケガをした本人の、回復魔法と、
それに協力する者の、回復魔法、
そのバランスが乱れると、ゆっくり走る人を、
転倒させる勢いで、突き飛ばす様な感覚がある。
その為、そう成る前に、回復術師の魔法は、
無意識に弱く成る。
結果、ケガ人の回復魔法が10出て居ても、
回復術師の助けは、5程度の効果しか出ない。




