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不可能を理解出来ない、弱魔法使いの集団。
その為、彼らは、出来る事と勘違いして、
それにチャレンジしてしまう。
結果、以前から、邪魔だった木が、傾き始めた。
切り倒す労力に比べれば、楽な作業である。
石斧を使った場合、途中で、壊れる為、
交換が必要で、1人で、数日かかる。
それが、半日で傾いたのだ。
後は、試しに、蹴りを入れて、様子を確認。
完全に倒れる訳では無いが、
45度ほど傾き、根の一部が、土から出た。
根には、地中に向かって、
真っ直ぐ太く育つモノがあり、それが、残って居る。
しかし、それが見えた事で、
イメージが、簡単に成った。
結果、開始から数時間、高さ8メートルの木が、
騒然30名によって、引き抜かれた。
本来、枯れ木でも、8メートルの木を、
引き抜く事は、不可能である。
これまで、強風に耐えて居たのだ。
それを引き抜いた事で、疑問が増す。
木の根は、どう成って居る?
多少熱を持って居るが、破裂する程では無く、
木そのモノは、無事であった。
つまり、土を、強化で殺しながらも、
木の根のダメージを、減らす事に成功したのだ。
今後、必要な木を切り倒すよりも簡単に、倒せる。
と成ると、倒した木を、どの様にして運ぶ?
切り分ける為には、結局、石斧が必要である。
今までは、それしか選択肢が無かったので、
普通の事として、受け入れて居たが、
魔法で楽を得た事で、切る事にも、
運ぶ事にも、魔法の恩恵を求める様に成る。




