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魔ネズミ大陸人には、食事も医療も不要だが、
娯楽が必要だった。それも、必死の娯楽である。
そして、彼らは、群れを守る性質があった。
その為、現在は、全員が、海を渡り、
島を見つける能力を、求めている。
この時代、もう先生は居ない。
だが、その遺伝子を受け継ぎ、
指導出来る者も、飛べる者も、大勢居る。
だが、台風に対応出来ない。
彼らは、慎重な一面を持って居る。
それは、恐竜の居た時代の本能が起因している。
つまり、その場の勢いで「何とか成る!」
などと、飛び立つ者は居ないのだ。
では、台風に対応する能力とは?
飛行中、強風から逃れる事が、出来るのか?
彼らは、星の観察によって、
その方角を知る事が出来る。
つまり、不意な方向転換を行っても、
戻る方角と、目指して居た方角を、
認識出来るのだ。
だが、この時代、彼らは、まだ、
この世界は、平らだと思って居る。
ここが、惑星で、球体と理解して居ないのだ。
その為、水平線が、海の終わりであり、
その先は、水が落下して居ると、信じて居た。
つまり、台風が来ない季節に、
海の終わりまで、行って戻って来てはどうか?
これまで、机上の空論だった計画に、
具体性が、出るのでは?
結果、飛行速度に優れた3名が選ばれた。




