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これは魔法の書です。  作者: わおん
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現在、夏休み、


僕は、藤崎さんと、


藤崎さんの、お母さんとで、


奈良県に、泊まりがけで、


遊びに来た・・・



ハズなのだが、


気付いたら、僕は1人。



コンクリートの巨大倉庫に居た。



僕は、ここに、見覚えがある様な・・・



そんな気持ちで、立ち上がり、


周囲を見渡す。



出入り口が3つあるが、


閉じている。



床から3メートルの高さに、


窓が1つあるが、


光は見えない。



根拠は無いが、


ここが地下である様に感じる。



すると、1人の男性が入って来た。



その男性は、手に50センチ程の、


棒を持っている。



凶器なのか?



男性は、160センチ程度で、


おかっぱ頭で、眼鏡。



優しそうに見える。



まだ若い?



大学生?



直ぐに乾きそうな服装。



ジョギング・ファッション?



そんな男性が、


僕に近付いて来ると、


言葉を発した。



「レッスン7回目、


行くぞ! ジョジョ!」



間違い無い。



男性は、僕に向かって、


そう言った。



次の瞬間、僕は、


鉛の棒の様なモノで、


殴られていた。



『あれ・・・


これって、前にもあった・・・?』



結果、僕の中で、混乱が起きる。



彼は、7回目と言ったのだ。



しかし、7回目?



僕は、ほんの少し、覚えている・・・



それは、何回目の出来事なのか?



僕は、以前・・・恐竜に・・・



と思った時、


僕は、僕の事を、考える気配を、


感じた。



しかし、手遅れだった。



ヒザが、ヘシ折れる感覚。



そして、僕は、吹っ飛んでいた。



と思ったら、直後、


右肩に激痛。



僕の身体は、のけ反る様に、


宙を舞って、コンクリートの床に、


転落していた。



恐竜に、肩を噛まれ、


振り飛ばされたのだ。



肩から出血している。



しかし、僕の、あせりは、


そこでは無かった。



彼は、新聞棒の男だ・・・



少しだが、覚えている。



そして、その通称・新聞男は、


先程、レッスン7回目と言ったのだ。



しかし、僕は、


これまでの6回を、


覚えていない。



だから、僕は、


新聞男に、その事実を伝えようと・・・



『あれ? 居ない・・・』



彼は消えていた。



そして、2頭の恐竜が、


僕に襲いかかる。



これは、大変な事である。



僕は、覚えていないのだ。



新聞男は、僕が、


前回までの6回分のレッスンを、


記憶している。



その判断で、この状況を、


放置したのだ。



しかし、僕は、


新聞男と、恐竜。



その事を、ぼんやりと、


覚えているだけである。



つまり、この状況は、


間違いなのだ。



新聞男に、伝えなくては!



と思って、僕は、必死に叫んだ。


「すいませーん、僕、何も、


覚えてません! 一旦、止めて下さーい」



しかし、無反応である。



そして、恐竜の攻撃が続く。



当然、恐竜相手に、


言葉が通じる訳も無く。



待ってくれる気配は無い。



恐竜の尻尾で、


吹っ飛ばされ、


もう1頭に、踏みつけられ、


その爪が、僕の胸に食い込み。



後方に、蹴り飛ばされ、


もう1頭に、


頭を噛まれ、


僕の骨が折れる音。



これは、まずい・・・



僕は、床を転がり、逃げた。



回復能力があっても、


間に合わない。



つまり、このままでは、


僕は死ぬ。



僕は、驚異の回復力で、


それらの傷は、見る見る回復して行く。



しかし、それ以上のテンポで、


恐竜からダメージを受けているのだ。



『これは死ぬヤツだ・・・』



しかし、次の瞬間、


僕は、鼻水が飛ぶ程、


吹き出していた。



先程、新聞男が、


僕の事を、ジョジョと呼んだのだ。



僕は、中條中二ちゅうじょうちゅうじなので、


チュチュの奇妙な冒険と、


カラカワれる事が多い。



彼は、そんな僕を、


ジョジョと呼んだのだ。



もちろん、そんな訳が無い。



解っている。


解っているが・・・



現在、僕は、2頭の恐竜に、


襲われている。



そして、僕は、驚異の回復能力によって、


まだ、生きている。



その為、僕の中で、


1つの結論が出た。



『僕は、ジョジョだったんだ!』



それが、解れば、


後は、簡単である。



僕は、1頭の恐竜に向かって、


「スタープラチナ!」


と絶叫していた。



『あれ? 出ないぞ・・・』



『あっ、オラオラオラが正解なのでは?』



と思った時には、


僕は、吹っ飛んでいたが、


しかし、飛ばされながらも僕は、


「オラァァァァァ!」と絶叫していた。



しかし、出ない。



つまり、別のジョジョだ。



という事は、


「クレージー、ダイアモンド!」


僕は、恐竜に、踏みつけられながらも、


背後霊をイメージして、


恐竜の顔面を殴った。



しかし、効果が無い。



結果、恐竜は、


踏みつけた僕を、


後方に、蹴り出した。



その瞬間、もう1頭の恐竜が、


僕の頭部に、食らいつく。



しかし、僕は、この攻撃を読んでいた。



だから、恐竜の鼻先を右拳で殴る。



しかし、当たらない。


それ所が、その右手を、


恐竜が、噛み千切る様に、


振り回した。



結果、僕のヒジと、肩の関節は、


外れ、コンクリートの床を、


すべる様に様に、


吹っ飛ばされ、壁に激突。



ここで、僕は、理解した。



『なるほど、波紋の方だ。


僕は、波紋使いの方のジョジョなのだ!』



僕は、波紋の呼吸を知らない。



しかし、結局の所、


気功と同じだと思う。



僕の本能。



つまり、波紋使いの宿命が、


僕に、それを伝えた。



ちなみに、僕は、


気功の呼吸も知らない。



しかし、そんなモノ、


やれば出来るモノである。


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