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クズの友達は、クズである。
背葉さんが、
盗撮した映像を、SNSに上げる。
それを黙認していたクズ3人・・・
なぜ、こんなクズに、
僕が、学力の向上を、
与えないと、いけない?
僕は、なぜ、ここまで、
必死なのか?
と悩んでいる僕だが、
僕には、勉強以外にも、
やるベキ事がある。
ネコネコ・ネットワークである。
野良猫を、僕の眷属にして、
その子に、飼い主を見つける。
猫の命がかかって居るのだ。
出来る限りの事はしたい。
ところが、猫を見かけない。
現在、夏休み、
つまり、暑い。
その為、猫を見かける事が無い。
時々、見かけるが、
その子は、赤い首輪を付けている。
その他にも、地域猫。
つまり、耳の先端に、
切り込みのある子。
僕の家の近所には、
保護猫活動家が居るので、
その人の飼い猫?
その可能性も、否定出来ない。
その子を、僕が、
勝手に眷属にして、
勝手に、飼い主を見つけた場合。
保護猫家の人は、
この子が行方不明に成ったと、
心配するだろう。
では、僕が、
保護猫活動に参加して、
里親探しを手伝う・・・?
それは、無理だ、
それによって、僕の能力が、
知られてしまう。
相手は、愛猫家なのだ。
僕が、何かをした直後から、
猫が、不自然になつく。
そんな現象を、毎回見せられたら、
それが、不自然な事を、
簡単に、見破る。
そんな訳で、僕は、
助ける事の出来る命を、
放置している。
その罪悪感で、苦しんでいた。
そして、そんな僕は、
基本、毎日、勉強をしている。
藤崎さんが、毎日、
僕の家に来るのだ。
藤崎さんなりの、
遠慮の様で、
毎日、昼食後にやって来て、
4時には帰る。
以前、午前中に来た結果。
お爺ちゃんに連れられ、
くら寿司に行ったのだ。
お爺ちゃんは、
タクシーを使うし、
代金を、全て払う。
結果、その後、
藤崎さんは、
昼食を食べてから、
僕の家に来る様に成った。
そして、僕の部屋で、
グイグイと来る。
もしかすると、藤崎さんは、
本当に、僕の事が好きなのか?
そんな風に思えるが、
最近の僕は、
それ程、赤面しなく成っていた。
慣れた事もあるが、
僕たちの目的は、
あくまでも、勉強である。
ちなみに、藤崎さんも僕も、
元々、勉強が好きでは無い。
しかし、藤崎さんは、
勉強を口実に、毎日、僕の所に来る。
そして、僕は、クラスでの立場上、
今さら、引くに引けない。
クラスの全員が、
僕に巻き込まれ、勉強を行い。
優等生に成ったのだ。
今さら、僕が、
飽きたので、止める。
そんな事など、言えないし、
考える事も無い。
僕たちにとって、
勉強は、娯楽に成っていた。
事実、僕らのクラスには、
英検を受ける者、
塾の夏期講習を受ける者、
アマチュア無線の免許を取る者。
ほぼ、全員が、
何かで、成果を出していた。
と成ると、やはり、馬鹿娘3人組は、
放置出来ない。
50点取れたのだから、
それで良い。
自分たちは、賢い。
そんな事を、公言する様な馬鹿なら、
僕も、無視出来る。
しかし、彼女たちも、
必死なのだ。
盗撮犯の、背葉さんの友人。
おそらく、3人は、現在でも、
背葉さんと、交流があり、
勉強を教えている様である。
それは、問題では無い。
僕を激怒させ、登校拒否に成ったが、
学校に来ても、構わないのだ。
それが無理なら、家で勉強しても良い。
実際、背葉さんは、
勉強をしている様である。
3馬鹿が大声で、
秘密会議をするので、
筒抜けなのだ。
では、この3馬鹿娘と、背葉さん。
この4人を、どうすれば良いのか?
そもそも、この3馬鹿娘は、
なぜ、勉強が出来ないのか?
馬鹿の場合、
50点取れれば、充分に思える。
しかし、僕らのクラス、
1年2組の環境があれば、
誰でも、100点を狙えるのだ。
期末テストで、
僕は、数学の計算を1つ間違えて、
全教科100点を逃した。
しかし、それでも、
習った事は、覚えている。
その為、他の教科では、
100点と取れたのだ。
ところが、3馬鹿娘は、
根本的に理解していない部分がある。
なぜ、そんな簡単な事が、
理解出来ないのか?
彼女たちも、
池上彰ゴッコで、
男子から、教えてもらい、
男子に、教える。
結果、その時点では、
覚えているハズなのだ。
ところが、テストに成ると、
それを忘れている。
なぜ?
と考えて、その理由が、
出て来る訳が無い。
しかし、彼女たちとは、
小学校が違うので、
家を知らない。
そもそも、夏休みに、
家に行って、勉強に関して、
指導や確認を行う?
なぜ、僕は、そこまで・・・
などと思っていると、
藤崎さんが、今度、
奈良県に旅行に行くからと、
僕を誘い始めた。
藤崎さんは、元々、
神奈川県の横浜の人で、
両親の実家も、横浜にある。
結果、夏に、
田舎に行く習慣が無い。
そして、僕の、お爺ちゃんの家は、
徒歩20分の所だし、
パパ側の、お婆ちゃんは、
自分の意思で、
老人ホームに入ってしまった。
その為、僕にも、田舎は無い。
そんな訳で、話が、
トントン拍子で進んで行き。
7月下旬。
藤崎さんと僕は、
藤崎さんの、お母さんと、
奈良県に、泊まりがけで、
遊びに行く事に成った。
藤崎さんの知り合いの、
八矢さんという人が、
小型ハズで、送ってくれた。
ハズなのだが・・・
気付いた時、
僕は、体育館の様な広さの、
コンクリート倉庫?
その様な場所に居た。




