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これは魔法の書です。  作者: わおん
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僕らのクラスで、


単語帳学習が始まった日、


僕は、全員を前に、説明を行った。



僕は、何を基準に怒るのか?



どうすれば、安全が、確保出来るのか?



まず、邪魔をするな。



例えば、田渕が、


単語帳で、覚えている。



そのタイミングで、


話しかける。



これが、邪魔である。



もちろん、


先生が呼んでるよ。


消しゴムが、落ちているよ。



そんな、必要な事は、


話しても良い。



しかし、邪魔に成るのに、


話かけるのは、


喧嘩を売っているのと、同じ事だ。



例えば、キミが、


一生懸命に覚えている時、


周囲のヤツが、キミの話を始める。



気が散るだろ?



邪魔だろ?



それが、解らないヤツは居るか?



僕が、その様に問いかけても、


誰も、返事をしない。



つまり、みんな解るんだ。



だから、人の、邪魔はするな。



キミが一生懸命に、単語を覚えている時、


ニヤニヤしているヤツ。



そいつは、キミの、


間違いを指摘してきしたい。



だから、キミが、スペルと言い間違えるのを、


待っている。



そして、そんなヤツは、


自分の聞き間違えをたなに上げ、


「あっ、今、間違えた」と、言ってくる。



僕が、被害者で無くても、


僕は、そいつを、許さない。



理解して欲しい。



という様な事を、


徹底的に、伝えた。



ある意味、脅迫きょうはくである。



しかし、団体の秩序ちつじょを守る為には、


一定いっていの、恐怖、不安が、


必要である。



近年、常識のある先生なら、


暴言は吐かない。



怒らない。



しかし、学生など、


ガキの集団であり、


基本、馬鹿なのだ。



ボクサー相手に、蹴りで勝てる。


アイドルと、恋愛関係に成れる。



そんな馬鹿な思考の、集団なのだ。



そんな馬鹿を放置したら、


心無い馬鹿が、調子に乗る。



人が傷付く、


それを理解出来ない馬鹿。



事実、背葉さんも、


自分が、被害者なら、


怒っただろう。



しかし、彼女は、


田渕に対して、


それを、笑いながら、


盗撮を、実行した。



田渕の単語帳を、


取り上げたクズも、


自分がされたら、


親を連れて、怒鳴り込んで来るのに、


田渕には、それを実行した。



そんなクズを、


これ以上出さない為には、


恐怖が必要である。



結果、教室での秩序ちつじょが守られ、


勉強を邪魔するな!



そんな訳で、


僕たちの教室は、


池上彰ゴッコをしていても、


誰も、馬鹿にしない。



もちろん、全員が、


正しい人間では無い。



内心では、笑っている。



それは、仕方が無い。



しかし、馬鹿にはしない。



いちいち反応しない。



あの人は、勉強をしてる。



それを邪魔しては、いけない。



自分が、されてイヤな事は、


相手にもしない。



それで、充分である。



しかし、中には、


注意が必要な場合もある。



例えば、池上彰ゴッコの場合、


声真似を重視しているヤツ。



「良い質問ですね」など、


定番フレーズを、真似するヤツ。



それは、覚える為には、


不要である。



そんな場合は、僕が、注意する。



ちなみに、隣の席で、


明らかに、間違ったスペルを、


言っている。



これを放置した場合、


間違って、覚えてしまう。



しかし、そんな場合は、


残酷な様だが、放置する。



勉強は、自己責任である。



そもそも、定期的に、


自分でテストを行い、


その時、気付けば良い事である。



他の人の自習に、


口出しする事では無いのだ。



いちいち反応しない。



人は人、必要なのは、


自分の勉強である。



そんな訳で、僕たちのクラスでは、


誰も、馬鹿にしない。



その為、必死に勉強が出来る。



必死に成る以外に、


選択肢の無い環境。



その様な雰囲気が、


出来上がって居た。



その為、僕たちのクラスは、


中間テストで、30人、


実際には、登校拒否が3人居るので、


実質、27人中、20人が、


どれかの教科で、100点を取っている。



中間テストの前、


僕らのクラスの勉強方法は、


1年1組にも、知られていた。



ところが、僕たちのクラスの様に、


人の邪魔をしない。



そんな、単純な決まりを、守る事が、


中学生には、不可能なのだ。



必ず、邪魔をされる。



結果、中間テストの後、


1年1組の女子の1人が、


この状況を打破する為に、


社先生に言いつけた。



その子の理屈では、


僕らのクラス、1年2組は、


ズルいらしい。



そして、今回の事件が起こり、


結果、1年1組の担任、


通称・社先生は、


飛ばされる事に成ったのだ。



中学生は、基本馬鹿。



その事実を受け入れ、


多少の恐怖に、おびえ、


言い成りに成る。



その様な環境がなければ、


普通の中学校で、


休み時間に勉強をして、


成果を出す事など、


不可能なのだ。



では、僕らのクラスで、


100点を取れなかった人たちは?



1年2組では、


全員が、一生懸命に勉強している。



しかし、残念ながら、


その成果が低い者が存在する。



そもそも、単語帳の段階で、


間違いを書いている。



その為、間違って覚える。



そして、テストでは、


さらに間違った答えを書く。



おそらく、発達障害である。


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