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社会の授業中、
社会の先生、
通称、社先生が、
なぜか、僕らの作った単語帳を、
売れと言って来た。
だから、僕は、社先生に、
みんなで作った単語帳を見せて、
1冊20円なら、売れます。
5冊買えば、ダイソーの4冊セットよりも、
1冊多くて、10円、お得に成ります。
と説明した。
すると、社先生は、
ニヤリと笑い。
僕の見せた、単語帳を、
見下す様に、
「でも、このクオリティーなら、
1冊15円で、どうだ!」
と言って来た。
それに対して、僕は、
生徒の好意に対して、
値切るんですか?
と質問した。
すると、社先生は、
「値切りは、大阪人の基本だろ?」
と笑った。
この瞬間、僕の中で、
こいつは、先生では無くなった。
僕は、話に成りません。
校長に、報告して来ます。
そう言い残し、
教室を出た。
僕には、僕に向けられた感情を、
理解する能力がある。
現在、社先生は、
『しまった!』と、理解している。
しかし、大人の立場なのか?
引くに引けない。
しかし、このままでは、
困った事に成る。
それが、社先生に、
衝動を与えた。
社先生は、僕の肩を、つかみ、
「授業中だろうが!」
と怒鳴った。
僕が、授業をする様に言っても、
単語帳の話を続けたのは、
社先生です。
そして、僕たちは、
勉強を頑張っています。
そんな僕たちが、
一生懸命に作っている単語帳を、
売れと、要求したのも、
社先生です。
だから、僕は、
妥当な価格を出しました。
それを、値切ったのは、
社先生です。
僕たちには、
紙を購入する独自のルートがあります。
つまり、僕たち以外には、
安価な量産は、困難です。
しかし、僕たちは、
勉強する事が目的です。
好き好んで、単語帳を、
作っている訳ではありません。
だから、これ以上、
安くする気はありません。
それなのに、社先生は、
大阪人の基本と、
笑いました。
つまり、貴方とは、
話し合っても、無駄です。
その事を、僕は、
校長に報告に行きます。
それなのに、貴方は、
僕に、つかみ、かかりました。
僕は、肩と、腰が痛いです。
これは、暴力です。
みんなも、見ていました。
ですから、邪魔しないで下さい。
と僕は、説明した。
この間、生徒は、
誰も、言葉を発する事は無い。
これは、決まりなのだ。
すると、社先生は、
無様な言い訳を始めた。
「そんな事、知らなかった、
勉強時間が無くなるとか、
そんな大切な事は、
最初に言ってもらわないと、
そんな事、先に言うのが、
常識だろ?」
意味不明であった。
この後に及んで、
まだ、そんな言い訳である。
だから、僕は、無言で、
その場を、立ち去った。
すると、社先生は、
「逃げるのか!」と、
暴言を吐いた。
そして、社先生は、
「俺も着いて行く!」
そう言った。
しかし、そのタイミングで、
藤崎さんが、発言を始めた。
先生、これは、義務教育です。
先生には、教える義務があります。
それを、放置して、
被害者である中條くんに、
圧力をかける。
大人として、
恥ずかしく無いのですか?
自分に、非が無いと主張するなら、
中條くんを、1人で行かせても、
良いのでは?
私たちは、今の会話を、
聞いていました。
もし、中條くんが、校長先生に、
嘘を言った場合には、
私たちの、証言と、食い違いが出ます。
つまり、先生に非が無いなら、
ここで、待っていても、良いのでは?
その間に、僕は、校長室に向かっていた。
後は、毎度の事である。
お爺ちゃんが動き、
社先生が、追い詰められた。
教育委員会に報告。
これは、以外と面倒なのだが、
お爺ちゃんには、
顧問弁護士がいる。
僕が、小学4年生の時から、
僕に対する、いじめに対応する為、
お爺ちゃんが、適任者を探し、
顧問弁護士としたのだ。
ちなみに、顧問弁護士と言っても、
普段は、普通の弁護士として、
活動している。
そんな顧問弁護士だが、
過去に何があったのか?
お爺ちゃんからの依頼は、
最優先してくれる。
その為、僕に関する問題は、
トントン拍子で、解決して行く。
結果、社先生は、
僕らのクラスの受け持ちを、
解任された。
そして、2学期からは、
社先生は、別の学校に、
赴任する事が、決まった。
つまり、
そんな不快な教師が居る事は、
問題なので、飛ばされる。
という事である。
結果、僕のバックには、
組織が付いている。
その噂は、中学校でも、
広まる事に成った。
ちなみに、僕たちのクラスが、
優等生である事、
そして、その勉強方法。
それも、学校内で、広まった。
しかし、それを実践しても、
1年2組以外では、
この方法で、成果を出す事が、
困難であった。
単語帳を使った勉強など、
特別、珍しくも無い。
しかし、それを休み時間に行うと、
必ず、邪魔が入る。
つまり、クラスメートに、
足を引っ張られるのだ。
では、僕らのクラスは?
というと、
僕の勉強に、田渕と、木戸さんを、
巻き込んだ翌日。
馬鹿生徒が、1名、
親を連れて乗り込んで、
僕に暴力を振るった。
その後、お調子者の、木村が、
もし、裁判をするなら、
俺たちが、証言してやる。
そんな事を言いに来た。
そんな流れで、
その時、クラスの大多数が、
単語帳の学習に、参加する事に成った。
その翌日、僕は、
終礼の時間、先生に時間をもらい、
全員に、説明を行った。




