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僕が、小学4年生の時、
クズ女教師が、
仏壇の火の不始末で、
火事を出した。
それは、完全に、
その女教師の責任である。
ところが、学校では、
僕が、放火の犯人。
その様な噂が、広まっていた。
これによって、
僕は、傷付いていた。
結果、その事で、
保護者会が開かれ、
大騒ぎに成った。
世の中は、強者の味方である。
自分を守る為なら、
プライドを捨てて、
強者の味方を演じる。
それが人間なのだ。
そして、僕は、
お爺ちゃんの、お陰で、
圧倒的な強者。
その為、翌日、
体育館で、臨時朝礼があって、
女教師が舞台に登場した。
女教師は、死にそうに見えた。
マイクを使って話をするが、
声がヨレヨレだった。
何を言っているのか、
意味不明である。
とにかく、謝っている様である。
その後、校長が、
女教師の代わりに、
説明を始めた。
今回、先生の家の火事は、
仏壇火災であり、
その原因は、火の始末を行わずに、
出勤した先生にある。
その結果、火事に成った。
ところが、
学校内で、一部の生徒が、
ある生徒を名指しにして、
放火したと、嘘を広めている。
これは、許せない事だ!
校長は、声を荒げて話をしていた。
怒っているアピールである。
周囲の生徒は、
みんな僕の事を、
チラチラと見ている。
ヒソヒソ話も聞こえる。
それに対しても、校長は、
激怒した芝居をして、
怒鳴り散らした。
その後、僕は、
校長室の呼ばれた。
そこには、
校長と、僕の担任と、
お爺ちゃんと、
お爺ちゃんの顧問弁護士と、
クズの女教師が居た。
女教師は、何度も、
謝っていたが、
お爺ちゃんは、
そんなパフォーマンスは、
認めない。
なぜ、そこまで、
憔悴しているのか?
その事を、質問する。
結局、何を言っているのか?
後で解ったのは、
今回の火事で、
裏の家も全焼したらしい。
その為、裏の家の人に、
何度も罵倒されているらしい。
つまり、僕に対する侮辱に関して、
反省した訳では無いのだ。
裏の人が、怖いから、
弱気に成っているだけ。
そんな訳で、
教員免許剥奪を視野に入れ、
裁判をする事に成った。
ところが、その翌日。
女教師は、失踪した。
結果、学校では、
ヒソヒソ話が、繰り返された。
僕を、怒らしたら、
何をされるか解らない。
大阪湾に、沈められる。
つまり、このヒソヒソ話も、
聞かれると、危険だ・・・
という事を、
わざわざ、ヒソヒソ話しているのだ。
みんな、自制心が無いのだ。
そんな中にも、
一段と馬鹿なヤツが居た。
女教師が失踪した次の日。
5年生の男子が、僕に、
「キミと関わると、みんな不幸に成る。
俺の言っている事は、事実だから」
そう良い放ったのだ。
その5年男子は、
クール気取りの様である。
こういう馬鹿は、
勝つ誇りたいのだ。
自分は、正しい。
正論だ。
間違っていない。
そんな事を、鼻息荒く、
アピールしたい。
しかし、それで、どう成るのか?
考える事が出来ないのだ。
しかし、周囲には、
理解した人も居た。
5年生男子が、
中條くんに暴言を吐いた。
その事実を、
職員室に知らせに走ったのだ。
しかし、僕は、
それを待つ義理は無い。
だから、面倒な事に成ると理解して、
登校直後だが、学校を後にして、
お爺ちゃんの家に向かった。
そして、事情を話す。
結果、お爺ちゃんは、タクシーを呼んで、
お爺ちゃん、お婆ちゃん、僕の3人で、
僕の家に向かう。
当時、お爺ちゃんは、
軽トラと、ベンツを持っていたが、
怒りで、運転が荒れると危険。
そんな理由で、タクシーを使ったのだ。
すると、僕たちが、
家に、到着したタイミングで、
5年男子と、その母親と、
5年の担任が、僕の家に来ていた。
5年男子は、制服が破れ、
ボタンが、無くなっていた。
母親が、息子に対して激怒している。
その為、5年男子は、
号泣が限界に達して、
横隔膜が痙攣を起こし。
過呼吸の様な、
息づかいで、
「ごめ、ごめ、ごめ」と繰り返していた。
どうやら、僕に暴言を吐いた事で、
担任が、親を呼び、
事の、重大さを理解した母親が、
息子をシバキ。
僕の家に、謝罪に来た様である。
そこには、先程の、
クール気取りの、雰囲気は、無かった。
「ごめんなさい」も言えない程、
泣いて居るのだ。
そして、母親が、息子を、
ひき倒し、2人で土下座を行った。
壮絶な光景・・・
それが、僕の感想だった。
しかし、お爺ちゃんは、
そうは考えない。
そんな事は、関係無いのだ。
だから、質問した。
なぜ、そこまで、
悲壮なのか?
何に対して、そこまで、
恐怖を感じているのか?
謝るベキ相手は、
俺の孫であり、
俺では無い。
結局、貴方たちは、
俺が、怖いから、
ビビって来た。
これだけ、必死だから、
今回の事は、チャラにしてくれ。
その様に、要求しに来た。
そうでは無いのか?
お爺ちゃんの言う通りであった。
この母親には、
僕を、傷付けた事など、
問題では無いのだ。
僕の、お爺ちゃんが怖い。
先日の、保護者会で、
お爺ちゃんの、恐ろしさを知ったのだ。
だから、
最善のパフォーマンスとして、
息子に暴力を振るって、
土下座を行った。
これで、許される。
そう考えたのだ。




