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僕は、3日前の土曜日、
吸血女に、血を吸われた。
もし、その時、吸血女が、
「おほほほほ、これで貴方も、
ヴァンパイアよ」
と言ってくれれば、
僕も、自分が、
ヴァンパイアだと自覚出来ただろう。
しかし、吸血女は、
僕の、聖なる・オシッコで、
消滅したのだ。
結果、「おほほほほ」の、
イベントは、発生しなかった。
その為、僕は、困っていた。
僕は、本当に、ヴァンパイアなのか?
野犬に噛まれる事で、
狂犬病に成る事はあっても、
犬に成る事は無い。
そういう意味では、
今回、ネコ太郎が、
血液検査を受ける事は、
僕にとって、
都合の良い事にも思える。
血液を検査して、
異常があっても、
それは、野良の子猫。
僕が、血液を与えて事が、
判明する訳では無い。
結果、ネコ太郎の検査で、
特別な事実が判明しても、
僕が、実験動物に成る事は無い。
しかし、ネコ太郎は?
現在、ネコ太郎は、
ママに連れられ、
動物病院に行っている。
どうしよう・・・
そんな事を、考えながらも、
僕は、プライムビデオの中から、
ヴァンパイア関連の作品を探し、
次々と、ウォッチリストに、
登録して行く。
その中には、
JOJOの奇妙な冒険もあった。
僕は、このアニメを見た事がある。
そして、小学生の時に、僕は、
父が、持っている漫画で、
JOJOの奇妙な冒険を、
読んでいた。
その為、
僕は、小学4年生の時に、
お爺ちゃん体操に、
専念出来たのだと思う。
主人公の、ジョジョは、
波紋という技を使う。
ある意味、気功術である。
おそらく、世界中で、
その様に認識されている。
では、波紋使いは実在するのか?
もちろん、ジョジョは、
漫画の話である。
その為、実在はしない。
しかし、気功術は、実在する。
では、それを練習した人は?
その人は、今、どう成っている?
父が、中学生の時には、
JOJOの奇妙な冒険は、
連載されていた。
そして、令和の現在。
今も、ジョジョは続いていて、
新作アニメも、登場している。
つまり、この現実世界には、
この数十年の間、
ジョジョに感化された人間が、
存在している。
そして、気功術も、実在している。
しかし、気功で、敵を倒せる人間。
そんな人物は、存在しない。
以前、動画で見た事がある。
自分を、達人と勘違いした老人が、
総合格闘家と戦い、
簡単に負けたのだ。
その時、その老人は、
気功で、相手を動かそうと、
手を動かしていた。
洗脳された弟子には、
通用するのだろ。
しかし、対戦相手には、
通用しなかった。
結果、ボコボコにされた。
それ以外にも、
中国で、太極拳の達人?
という事に成っている人が、
総合格闘家に、ボコボコにされている。
つまり、不思議な力など、
存在しない。
僕は、小学4年生の時に、
その事を理解していた。
だから、僕は、
現実的に、身体を鍛えているのだ。
もし、僕が、馬鹿なら、
今でも、カメハメ波の練習を、
続けて居ただろう。
僕は、自分が、厨二病だと理解出来る。
しかし、僕には、羞恥心がある。
これが、とても、重要だと思う。
中学生の多くが、
厨二病を発症する。
しかし、人前で、
「闇より舞い降りし我の名は・・・」
などと、自己紹介を始める人は、
少ない。
もし、人前で、
その様な事を、本気で発言する場合、
その人は、おそらく、
脳に障害があるのだ。
つまり、厨二病には、
2種類あるのだ。
1つは、
羞恥心のある健常者が、
空想で楽しむレベル。
そして、もう1つは、
脳に障害のあるレベルの人が、
本当に、おかしく成る現象。
例えば、
好きな人が居ても、
多くの人は、正常に生活が出来る。
ところが、一部の人間は、
ストーカーに成る。
この違いだと思う。
僕は「5ちゃんねる」を見ない。
しかし、Youtubeで、
ゆっくり動画化した話は、
時々聞く。
そして、思う。
全ての人間は、
自分の事をコントロール出来ない。
「5ちゃんねる」には、
そういう人の、話が多くある様だ。
逮捕される。
クビに成る。
退学に成る。
それが解っていても、
冗談染みた行為が、我慢出来ない。
解っているのに、
自業自得に突き進み、
結局、自分で自分の首を絞める。
僕は、掲示板に、
書き込みなどしない。
まず、見ない。
そんな自制心がある。
ところが、そんな僕は、
無駄と解っていても、
人殺しの練習を続けている。
僕の場合は、例外だが・・・
という発想が、危険なのだ。
それも、理解出来る。
世の中、全ての人は、
自意識過剰であり、
自分の場合は、例外。
その様な認識があると思う。
だから、自分は許される。
そんな理由で、実行していしまう。
何とかして、
この実行を止める教育、
その様な指導方法が、
完成しないだろうか?
ストーカーも、
ニートも、
羞恥心の無い厨二病も、
その段階に達する前に、
現実を教える。
幼稚園の段階から、
恥を恥と感じる。
迷惑行為の実行する前に、
不安を感じ、それを止める。
そんな教育方法は、
存在しないのか?
僕は、そんな事を考える。
それが、僕である。
ところが、僕は、吸血女に噛まれ、
不思議な能力を得た事は、
事実である。
その為、羞恥心のある厨二病の僕が、
金魚のヤツに、自分のオシッコを入れ、
持ち歩く事を、本気で考えているのだ。
僕は、自分が馬鹿に思える。
それなのに、
その馬鹿な行為を、
実行する為に、
一生懸命に考えてしまう。
一体、どうすれば、
僕は、僕の暴挙を、
止める事が出来るのか?




