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これは魔法の書です。  作者: わおん
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激しい筋トレを行う為には、


実力が必要である。



そして、実力のある人が、


本気で、トレーニングした場合。



筋肉疲労によって、


翌日、筋肉にダメージが残る。



その為、トレーニングの翌日は、


実力が、発揮出来ていない。



結果、翌日は、別の場所を鍛える。



今日は、腕、明日は足、


その様に、分割して鍛えるのだ。



ボディービルのトレーニングとは、


そういうモノである。



結果、毎日、身体のどこかが、


筋肉疲労で痛い。



つまり、


大会で、優勝する様な


ボディービルダーの場合、


ベストな状態で、


筋トレ・チャレンジを行う事は、


ほぼ、不可能なのだ。



実力があるから、


驚異的なトレーニングが可能で、


その結果、身体が痛くて、


翌日、その筋肉を使う事が、


困難に成る。



僕の場合、これでは、駄目なのだ。



僕のトレーニングが、


護身の役に立たない事は、


解っている。



しかし、それでも、


護身の為のトレーニングである。



鍛えたから、痛くて使えない。



それでは、意味が無いのだ。



結果、僕は、


死ぬほど鍛える事はしない。



10回出来るが、


あえて、3回だけ、


それを丁寧ていねいに行う。



スクワットの場合は、


連続100回以上出来るが、


20回で止めている。



その様な方法で、鍛えている。



その為、僕は、


ヴァンパイア化以前から、


トレーニング後、


普通に歩いて帰る事が、


可能であった。



そんな訳で、


お爺ちゃんに挨拶をして、


お爺ちゃんの家を、出発。



我が家への帰り道、


お婆ちゃんに、


会うかと思ったが、


家に到着すると、


お婆ちゃんは、まだ、家に居た。



早く帰って、


夕飯の支度をしないと・・・


と思ったが、


お婆ちゃんは、ネコ太郎に、


メロメロに成っていた。



僕は、今日が、学校に行く前、


ネコ太郎に「いい子にしていろ」と、


漠然ばくぜんとした指示を出した。



その為、1日中、


寝ていると思ったのだが、


ネコ太郎は、どうやら、


お婆ちゃんにも、接待せったいを、


行った様である。



で、パートから帰ったママと、


お婆ちゃんが、口論に成っていた。



お婆ちゃんも、


動物病院に、行きたいらしい。



ネコ太郎と、別れるのが辛いのだ。



しかし、現在、コロナ禍である。



2人で行く事に、合理性は無く、


病院に、迷惑である。



結果、お婆ちゃんは、


僕の家で留守番、


そして、お爺ちゃんが、


僕の家に呼ばれた。



お婆ちゃんは、


意地でも帰りたく無いので、


夕飯を、僕の家で、


食べる事にしたのだ。



で、考えた。



『これって、素晴らしい社会貢献が、


出来るのでは?』



つまり、ネコ・ネコ・ネットワークである。



僕は、猫を眷属にする事が出来る。



そして、その猫は、血を求めない。



と、ここまで考えてから、


僕は、僕のおろかさに気付いた。



今から、ママが、ネコ太郎を、


病院に連れて行って、


血液検査を受けさせる。



で、どう成る?



ヴァンパイアの眷属は、


血液検査で、どの様な結果を出す?



そもそも、僕が、


メダカ実験を考えたのは、


その類いの面倒を、回避する為だった。



ところが、ネコ太郎に、


ケガをさせて、その回復を見る。



そんな事など、出来る訳が無い。



しかし、僕には、


異常な回復能力がある。



それは、お爺ちゃん体操でも、


証明されている。



僕は、無茶な筋トレはしない。



しかし、今日は、


お爺ちゃんの家に行く前、


木戸さんの家によって、泣いて、


その後、走っているのだ。



筋トレの前に、


息切れするほど、走った場合、


その日の筋トレは、


レベルの低いモノに成る。



しかし、運動中の僕は、


ベスト・コンディションだった。



つまり、僕は、体力的にも、


驚異の回復力を持っているのだ。



その眷属が、今から、


血液検査を受ける。



大丈夫なのか?



医学会で、発表するレベルの、


大発見が発生するのでは?



この瞬間、僕は、


心の中で『眷属、解除!』と念じた。



僕は、人の感情を、


消失させる事が出来る。



その応用で、何とか成るのでは?


イヤ、何とか成ってくれ!



そんな都合の良い事を、考えたのだ。



その後、ママは、


ネコ太郎を、ゲージに入れて、


病院に連れて行く事に成った。



ところが、この後に、およんで、


お婆ちゃんは、病院の前まで、


一緒に行くと、駄々をこねている。



結果、2人で、歩いて行った。



子猫の魅力、恐るべしである。



その後、僕は、


ドキドキしながら、


2人の帰りを待った。



僕は、心の中で、


ネコ太郎に指示を送る。



『病院では、お利口おりこうさんに』



それが、届いたという事は、


眷属の解除は、出来なかった。



という事に成る。



そもそも、今、この瞬間、


眷属解除に成功しても、


その血液が、普通に戻るのか?



もし、普通に戻った場合、


ネコ太郎の身体に、


どの様な影響が出るのか?



それを考えると、眷属解除は、


失敗して、当然に思えた。



僕が、心の中で、


眷属解除を危険と感じているだ。



もし、解除出来るとしても


今回は、僕の本心が、優先され、


解除が出来なかったのだ。



お爺ちゃんは、お婆ちゃんに、


夕飯の食材を、買って来る様に、


言われているらしく、


まだ、我が家に、到着しない。



そんな訳で、僕は、


自室に行って、


アンテナ無しの、テレビを着け、


プライムビデオを起動。



そして、ヴァンパイアに関する映画を、


片っ端から、ウォッチリスト。



つまり、今後、見る予定リストに、


登録して行った。


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