秘宝の本当の力2
双頭バイブとの戦いを終え、洞穴でアーサー王の目覚めを待つチブサ姫とバギナ。「アーサー王を信じます。」そう言ったチブサ姫も、本当は不安で不安で、しかたなかった。バギナが眠りについた後も、チブサ姫は1人眠ることなく、アーサー王の目覚めをまっていた。チブサ姫は、アーサー王の目覚めを待つ間、ずっとアーサー王の手をにぎりしめていた。そして、チブサ姫も、ウトウトしていた頃、チブサ姫の手をギュッと握り返す感触にチブサ姫は気付いた。そして、自分の膝枕で眠っていたアーサー王を見ると、アーサー王は目を覚ましていた。バギナを起こさぬよう、小さい声で、
チブサ姫:「アーサー王様、大丈夫ですか?......本当に......本当に良かったです。」と、アーサー王に言うと、チブサ姫の目にまた、自然と涙が流れた。すると、アーサー王はチブサ姫の横に座り直し、
アーサー王:「心配かけちまって、悪かったな。......せっかくお前が選んでくれた鎧も、ボロボロにしちまった。」そう言うと、チブサ姫を抱き締めた。チブサ姫も、自分の胸の鼓動がはやくなるのを感じていたが、素直にアーサー王を抱き締め返したのであった。
そして、お互い何も言うことなく、抱きしめあっていると、アーサー王の体にチブサ姫の体重がかかる感じがした。アーサー王がチブサ姫の顔を、覗き込むと、安心しきった可愛い顔で、チブサ姫は眠りについていた。すると今度は、アーサー王が自分の膝にチブサ姫をそっと寝かせるのであった。
朝になり、目を覚ましたバギナは2人の寝ている姿をみて、笑みを浮かべた。そして、アーサー王が目を覚まし、チブサ姫も目を覚ます。チブサ姫は、自分がアーサー王の膝で寝ているのと、昨日の出来事を思い出し、顔を真っ赤にそめた。するとアーサー王は、そんなチブサ姫に気を使ってか、
アーサー王:「チブサ、バギナ、心配かけて悪かったな。コットンに、双頭バイブを倒したことを、教えてやりにいこうぜ。」と言い立ち上がった。チブサ姫とバギナが「まだ無理はだめですよ。」と言ったが、アーサー王は、
アーサー王:「俺は、大丈夫だ。行こうぜ。」といい、コットンのもとに向けて歩きだしたのだった。




