双頭バイブの驚異4
最上階に上がった3人は一呼吸おいてから、奥に双頭バイブがいるであろう大きな扉を開けた。
ーーーーガシャーンーーーー
扉の奥には、やはり双頭バイブが待っていた。頭が2つあり、腕は4本はえている。
双頭バイブがアーサー王をみるなり、
双頭バイブ:「ようやく、来たようだなー。伝説の秘宝、精剣エクスカリバーを操るアーサー王よ。」と、余裕の表情で話しかけた。
アーサー王:「お前が、双頭バイブか。スキン星やナプキン星の人々によくも酷いことを、してくれたぢゃねぇか。ここで決着をつけようぢゃないか。」と返す。
双頭バイブ:「お前のようなやつに、この俺が負けるとでも、思っているのか?片腹いたいはーーっ。貴様達のような未熟者が集まったところで何になるんだ。」すると、黙っていた、チブサ姫とバギナが双頭バイブに向けて口を開く。
チブサ姫:「アーサー王様は、必ずあなたを倒します。.......いや、あなたなんかに負ける訳がありません。」
バギナ:「そうです。あなたのような、心ない者に負ける訳がありません。」その言葉をうけ、双頭バイブがチブサ姫とバギナに目やった。
双頭バイブ:「誰かと思えば、秘宝、乳リングをもつ、チブサ姫ではないか。んー?それに誰かと思えば、秘宝も持たない人間までつれてきたのか、アーサー王よ。ずいぶんと賑やかでいいぢゃないか。まとめて2つの秘宝が手に入るのかー。出向く手間が省けてよいがなーっ。」するとアーサー王が、
アーサー王:「ガタガタうるせーんだよぉーっ。」と、勢いよく双頭バイブに斬りかかった。その瞬間
ーーーーバッコーーンーーーー
という、双頭バイブから放たれた魔法の凄まじい爆発音とともにアーサー王は吹っ飛んでいく。
チブサ姫とバギナがすぐにアーサー王の元に駆け寄って行く。
チブサ姫:「アーサー王様ーっ。」
すると、双頭バイブの笑い声が響き渡った。
双頭バイブ:「ハハハハハ、秘宝も使いこなせないのかー?笑わせてくれるぢゃないかーっ。まさか今までの、あんな屑レベルの魔物のようにいくと思ったのかー?」かなりのダメージを受けたが、アーサー王は立ち上がり「ぺっ」と口から、血混じりの唾を吐いた。
そして、もう一度双頭バイブに向けて走りだし斬りかかった。
すると又、同じように、双頭バイブの魔法の爆発音と共にアーサー王は吹き飛ばされた。アーサー王の鎧はボロボロになり、アーサー王は血まみれになっていた。そんなアーサー王をみたチブサ姫の悲鳴が響き渡った。
チブサ姫:「.......アーサー王様?....
アーサー王様ーっ?.......イャーーーーーーーッ。」と。全く手も足も出ない双頭バイブの強さにアーサー王はなす術もない。
するとチブサ姫とバギナが双頭バイブに向かって走り出したのだ。しかし、アーサー王が敵わない相手にチブサ姫とバギナが敵うわけがない。「バッコーーン」という爆発音とともに同じように吹き飛ばされたのだ。
双頭バイブ:「アーサー王よ。そろそろ終わりにしようではないか。貴様達など秘宝さえ奪えば用はない。」とアーサー王の元にゆっくりとやって来ると、倒れているアーサー王の首を掴み、片腕で高くあげ殴り続けた。そんな様子を目の当たりにしながらも、立ち上がる事も、声を出す事すらできない、自分にチブサ姫とバギナは自分の無力さを思い知らされた。
双頭バイブ:「アーサー王よ。これで死ぬがよい。」そう言って、力いっぱい拳をアーサー王めがけてふりぬこうとしたその時だった。
凄まじい光と共に凄まじい爆発音が響き渡った。その爆発の衝撃で双頭バイブが壁際まで吹き飛ばされた。チブサ姫と、バギナは精一杯の力で目をあけてアーサー王の方をみて驚いた。そこにはいつものアーサー王の表情ではなく、まるで何かがアーサー王に乗り移っているかのような表情をした、アーサー王がいたのだ。そしてアーサー王は、双頭バイブ目掛けて物凄い勢いで走り出した。双頭バイブは、何かに気付いたようだった。
双頭バイブ:「......ばっ、馬鹿な」と言ったあと、双頭バイブは、走ってくる、アーサー王、目掛けて4本の腕で魔法を打ちまくる。確実にアーサー王に魔法は命中している。その証拠に1発当たるごとに、アーサー王の体からは血が吹き飛んでいる。しかし双頭バイブ目掛けて走る勢いは全然衰えないのだ、そして走って来た勢いのまま、精剣エクスカリバーを双頭バイブの胸に突き刺した。
「グフッ」と大量の血を吐き出す双頭バイブに、容赦無く
アーサー王は、拳をくらわせた。
そして双頭バイブは、
双頭バイブ:「........貴様ーっ。これで魔王様の手下がいなくなったと思うなよー。」と、言葉を残して双頭バイブは、息を引き取った。そしてチブサ姫とバギナの元にアーサー王がフラフラの状態で歩いてくる。
力を振り絞り立ち上がったチブサ姫とバギナ。そしてアーサー王はバギナとチブサ姫の前までくると力を使いきったかのように気を失い、倒れこんだのであった。




