表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/8

???

司令官が購入した謎の古書媒体


電子データ化すらされていない、紙の経年劣化による独特な有機臭(古書の匂い)を持つ骨董品級のどこかの惑星の紙の本。一冊の価格は「特注の弾薬5ダース分をゆうに買える(あるいは戦艦の最新主機関パーツ代)」に匹敵する天文学的なお値段。


構造:本文の横に、のちの時代に付け足されたであろう「意訳(解説コード)」が記載されている。


ハッカーによる論理分析(SF的ロジック):わずか「31文字(音)」という、極限まで制限されたリソースの中に情景や背景が完璧に構造化されて収まっている、情報伝達の観点からは極めて高圧縮で効率化された言語システム。


バグ(非効率さ)への拍車:しかし、ハッカーがその中身を解読デバッグしたところ、書かれている内容は「胸が苦しい」「夜も眠れない」といった感情に関する、著しく非効率なエラーログ(恋わずらい)ばかり。さらに、限られた文字数の中に言葉の罠(掛詞や本歌取り)を二重にも三重にも重ねており、恐らく「たった一つの想い」を相手に伝えるために、作者が膨大な時間をかけて思案したであろう痕跡が見受けられ、システムとしての非効率さに拍車をかけている。


後に三十一文字の合流プロトコルのロジックを、司令官が「我が艦の絶対的な戦術(彼女を何があっても必ず救い出すという約束)」として採用した。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ