23話 床で寝ると体が…
「おはよう真結……」
「おはよう!麻刀君!」
朝なのに元気がいい真結である…。
ちなみに俺のベッドは真結に占領され、俺は真結と寝るのは少しキツイと思い床で寝た…。
体の節々が痛い。
「じゃあ真結の部屋にいる彩の所へ向かってくれ。明日は月曜日で学校があるからこの後で彩の家を訪ねてみようか。」
「じゃあまた後でね!1時間後くらいにまた来るからねー」
「じゃあな…」
今は丁度8時だしまた会うのは9時になるのか。
「おはよう恵理菜…」
「おはようマイブラザー!なんか疲れてる?」
おまけに恵理菜までテンション高めかよ…。
こっちはガーヴィライアに遭遇したデートから帰ってきて、寝る前に時間の止まった世界で結構な時間を過ごしたんだぞ……。
「いただきます…」
とりあえず朝食をとって全く手をつけてない宿題をした。
するとすぐにその時間はやって来た。
「麻刀君、時間だよ?」
「うぉっ!?」
真結が彩と一緒にワープして来た!
宿題をやっている時にいきなり後ろから声掛けられるとビックリするだろ!
「そりゃ驚くでしょ…。あ、おはよう麻刀。」
「おはよう彩…。分かってくれる人が居て助かるよ…。」
「じゃあ行きましょうか!」
「いやいやいや」
待てよ真結。ここは俺の部屋。
ここから行くとなると家から俺と2人の女の子が出ていく事になるだろ。
「家族が驚くから少なくとも真結と彩の2人はワープで外からだ!」
「はーい」
返事をすると真結は彩と俺を連れて俺の家の前にワープした。
「よし、じゃあ隣家を訪ねてみるぞ…?」
「うん…」
「私の家族、いるかしら…」
チャイムを押してみる…。
『ピンポーーン』
「で、どうする?」
「まさか麻刀、何も考えずに押したの!?」
「いや、彩ちゃんの家を聞けばいいでしょ?」
さすが真結、どうやって聞いたら不自然じゃないか聞いたつもりが普通に聞け、という回答を出して来るとは…!
怖いもの知らずめ!
「はーーい」
お、家から女の人が出てきたぞ?
彩は「誰あれ?」と言うような顔で俺を見てくる。
まさかのハズレ…?
「いきなりすみません…。隣に住んでる神崎という者ですが…。」
「はい…。どうかしましたか?」
「それが、こちらの女の子がここの家が自分の家かもしれない、と言うので連れてきたんだすが…。」
「いや…違いますね。」
違うってよ!!
「彩ちゃん、違うって…」
「いや、私が一番困ってるわよ!まあ、家が新しい感じだから変だとは思ったけど。」
変だと思ったら言ってくれよ…。
「えっと、お父さんの名前とかは?」
隣の家の女の人が訪ねてきた。
「宮代彬壱です。」
「なんだって!?」
「彩ちゃん、その人…!!」
とんでもない人がお父さんじゃないか……!!




