外された時の中は…
「すみませーん」と俺の声が街に響く。
いつもの騒音、雑音がないからな。
すると凄い勢いで浮いてた少女がこっちを見る!
「うお!こっち見た!」
「麻人君!危ないかもよ!?」
目も赤く光ってるし、異常に髪は長いしなんかヤバイかも!?
と、思った矢先に
「凄いスピードでこっちに向かって飛んで来てるー!?」
「私が切り刻んで…」
「いや真結!早まるなよ!!まだ悪い奴とは限らないだろ!?」
でも怖い!
凄いスピードで飛んできてる赤い目が光る女の子怖い!
「あなた達ーーーーー!!」
なんか呼んでる!?
「うぉ!」
ばふっと俺の胸に飛び込んできた女の子。
「殺すっ!!」
「いや待てよ!」
真結の方が怖かった…
「どうやってこの止まった時間にはいってきたの!?」
「えぇと…?君は…?」
「あぁ、私は彩! 赤城彩よ!」
「お…おぅ…」
俺の胸にしがみついて凄い話してくる…!?
なんかすげー元気な子だな…。
「俺は神崎麻人、こっちの子は宮代真結だ。こんにちは赤城さん…。とりあえず離れてくれるかな…?」
「こんにちは…」
真結も一応挨拶したけどなんか怒ってるな…。
年下そうな小柄な体型だけど、一応敬意は払っておこう。
「あ、失礼。こんにちは麻人と真結!あと彩でいいからね! あなた達はどうしてここに来たの?」
「あの、俺達はいきなり時間が止まってしまって街を歩いてたら君を見つけたんだけど、この時間が止まったのは君がそうしたのかい?」
「いきなり止まった時間…ね…。残念ながらそれは私のせいではないわ。」
なんと!
じゃあ彩も同じく能力が効かないような能力って事か…?
「この時間軸って、実はもう出られないかもしれないの…」
「え…?どういう事なの?」
「彩は何か知ってるのか…?」
彩が少し残念そうに口を開く。
「ここはもう現実とは切り離された時間なの…」
…?
ますます分からない…。
「私の本来の能力は時間冷凍って言って、時間を10秒程止めるものなんだけど、これを使った時に、偶然他の人も同じ様な能力で時間を固定?みたいなのを使ったらしくて、固定された時間を更に止める事で、私は本来の時間軸から外されちゃったらしいの…。」
凄い偶然だな!
しかしそんな事が有り得るのか…!?
「じゃあ俺達は…?」
「周りを見て。」
ん? 特に何もないと思うんだけど…。
「誰もいないでしょ…?」
「え…?」
「本当だ麻人君!誰1人として見当たらない…!」
そんな!
来る前は父さんもいたのに!
「きっと私に干渉した瞬間からあなた達2人も本来の時間軸から外されたようね…」
そんな…
じゃあもう戻れないのか…?




