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黒猫へ遅れたクリスマスプレゼント
『みなさま明けましておめでとうございます。本日は新年会と称しまして、立食パーティーを行いたいと思いますので、どうぞごゆっくりお楽しみください』
そうマイクで話すのは椿副会長。
やっぱりあの人、凛としてて
丁寧な言葉も似合うなー…。
ちょっと違和感あるけど…。
そんな風に思っていたら
椿副会長がこちらにやってきた。
「木村さん」
「はい?」
「クリスマスパーティーの願い事は決めてきましたか?」
「あー…はい、一応」
あの宝箱のやつか。
「なんですか?」
「今、僕一人部屋じゃないですか、なので少し間友人を泊まらせてあげられないかな?と…」
「ご友人…ねぇ…」
「あ、別に授業妨害とか、学園の風情を乱すようなことはしないんで」
副会長は少し考えて
「まぁ、そういうことならいいでしょう…澪ちゃんが何を考えているかわかりませんが」
少し含み笑いをして去る副会長。
やっぱり会長と副会長には
警戒した方がよさそうかな。




