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猫は静かに姿を消した  作者: 神梛 那央
69/82

黒猫の特別な存在




家へ帰る途中…


「うーん、どうせだしシキも来る?」



8人か…部屋ないから、奈美と私で私の部屋で寝て、あとは雑魚寝(ざこね)だな。




「ただいまー!」


「遅かったね!」


「あー…そこで会って1人追加になったからね」


「あっそう、まぁもうすぐで出来るから」


「はーい」



手を洗い、雑談をしていたら夕食が出来たみたいだ。



(あきら)やハチがうまい!と言うたび母さんは嬉しそうに笑っていた。



夕食も食べ終わり順番に風呂に入ることになった。



一番風呂は私とみんな言ったが、私は断ったので一番風呂ジャンケンをしていた。


奈美は私と入りたいと言い

瑠伊(るい)と雪はいつでもいいと言い

(あきら)とハチとハルカと青空(そら)は私の後がいいと言った



シキはというと…





この男は…








「一緒に入るか?」




と言った。



そんなこと、みんなの前で言ったら









「「「「「「はぁ!?」」」」」」




ほら。







結局、


奈美

瑠伊(るい)

青空(そら)

ハチ

ハルカ

(あきら)

シキ

の順番で入った。



シキが出た後、当たり前のようにシキの脚の間に座らされる私。



いやいや、みんな見てるから!



抵抗するのも無駄だし、疲れるからその体制のままみんなで雑談をした。


「ちゃんと湯に浸かったか?」


そうシキが聞いてきた。


「しゃ、シャワー浴びた…」


「肩まで浸かって10秒」


「う…」


「やたら早いと思ったらシャワーだけかよ!」


そうツッコむ(あきら)


「なんで?」


「あーこいつ水駄目なんだよ」


笑いながら答えたのはハチだった。


「ハチ!!!」


「あはははは!だから風呂はもちろん、プールもシャワーも!洗顔だってビクビクすんの!」


笑いすぎだ…。


少し拗ねていると


「だから俺が一緒に入るか?って聞いたのに」


と言ってくるシキ。

そういう問題でもないんだけどな…。


しかし湯船に使って10秒って…

10秒なんて浸かった内に入らないけど

そこが甘いんだよなぁ、シキは。



しばらく雑談をしてる間…



「あはははは、んでそのとき(くう)ってば…」



「黙れ」



突然、シキが口元に人差し指を添えて黙るよう制した。



よく見るとシキの脚の間に座っている(みお)が寝ていた。



「ほんと、みーくんってシキさんに会ってからよく寝るようになったねー!」



「こいつ、ずっと寝てなかったんだろ?だから余計眠たかったんじゃねーの?」


「でも、何しても寝なかったよ?」


「俺なら大丈夫なの」



なんだか納得のいかない顔の奈美。



「じゃあ、改めて質問タイムにすっか」



そう言って(みお)をベッドに寝かせた。



「んん~…」



少し起きそうな(みお)



「ん。大丈夫だから。ちょっと男同士で話してくる」



シキがそう言うだけでまた眠りに入る(みお)

あのぬいぐるみを抱いて。




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