長期休暇でも相変わらず騒がしい黒猫の周り
「は?」
『だから、俺ら明日そっち行くから!』
突然ですが只今、晶くんと通話中です。
「俺”ら”って?」
『俺とハルカと瑠伊と奈美』
「学園から電車で2時間だぞ?」
『どっか泊まるからいーよ』
「あっそ…。青空と雪とハチいるけどいいならおいで」
『じゃあ、また明日』
明日、晶達がこっちにくることになりました。
「まぁ、案内とかしてどっか回ればいっか」
晶「きたー!澪の地元!」
瑠伊「はいはい、恥ずかしいから叫ばない」
奈美「そーだよ!みーくんの地元に興奮するのはわかるけど」
ハルカ「くろ、ねこの地元…」
ハチ「お前らうるせーよ!つか俺とナオの邪魔すんじゃねーよ!」
青空「ねぇ、雪。今のクウの発言には僕もカチンときたんだけど…」
雪「大丈夫、俺もだ」
う、うるせえ。
なんだこいつら…。
駅前で騒いでんじゃねーよ!
しかも髪色は派手だし、色々と派手でめっちゃ目立ってんだよ!
「とりあえず、黙って。家案内するから」
「ナオの家!!」
「みーくんのお家!?お母様に挨拶しなきゃっ!」
「澪の家だと!?」
「黒猫…お家…」
あーもう、うるせえ!笑
家についてから奈美はいつの間にか買っていたケーキを母さんに渡していた。
しかも母さんの好きな
ビターチョコのケーキ。
瑠伊は普通に私のベッドで寝てるし、雪と青空はアルバムを見てるし、ハルカはどうしたらいいのかわからないのかオロオロしていた。
「ハルカ…普通にくつろいでいいよ……で、あんたらは何してんの?」
「いや…澪んちエロ本あるかな?って」
あほなこと言う晶くん。
「ナオそんなの興味ないからどうしてんのかな?って」
ばかなこと言うハチくん。
ここは男子高生の部屋かっ!?
それからくだらない話をした。
小学校はどこで、中学はどんなだったか…とか
「澪の中学時代ってどんなだったの?恋人とか居なかったのか?」
興味深々に聞いてくる晶。
「…恋人は…「んなことより腹減らね?俺、めっちゃ腹減った!」ハチ…」
私の言葉を遮ったハチを見て聞いちゃいけないと悟ったのかそれ以上、晶は何も言ってこなかった。
ちょうどそのとき
「澪ー!ちょっと醤油買ってきてー!」
そんな母さんの声が家の中に響いた。
みんなに料理を振る舞おうとしたはいいが醤油が足りなくったのだろう…。
仕方ない、みんなで行くか。
「近くのスーパーまで行くけど、みんなも行く?」
「「「「「「うん」」」」」
「ん…ふぁ…いく」
瑠伊くん…君は初めて来たお家で
よく眠れますね?




