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黒猫のもう一つの帰る場所
「ただいまー!」
「おかえりなさい」
翌日、昨日話していた場所に向かった。
あそこってのはここ、BAR”Crazy”
マスターの稜さんに
オーナーの遥さん
ハロウィンパーティーの衣装の件でお世話になった場所。
やっぱりここは落ち着く。
わたしの第二の実家。
「ナオさん!いつまでこちらにいらっしゃるんですか!!」
そう聞いてきたここの従業員。
ここで働く人はみんな仲間だって遥さんはよく言っていた。
なのに敬語で話される私って…。
「だから敬語じゃなくていいって!そもそも私の方が年下でしょ!」
「年齢とか関係ないっす!自分はナオさんに憧れてるだけなんで!」
憧れてるって…。
憧れるようなことしてないけどな…。
「あぁそういえばいつまで居るかだっけ?んー…冬休み中はこっちにいる予定だけど?」
「ここにもいっぱい顔出してくださいよ!?」
「当たり前だろ!」
みんなで笑って過ごす日は本当あっという間に過ぎていった。




