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猫は静かに姿を消した  作者: 神梛 那央
47/82

黒猫が化けたのはチェシャ猫





(まぶ)しい照明



(うるさ)い歓声



熱い会場




たくさんの驚愕(きょうがく)の目





少し怖く、少し恥ずかしい

それは私だけではなかったみたいだ。




でも久しぶりにまたコイツらと並べるのがなにより嬉しかった。








私の頭には黒い猫の耳。

おしりには同じ色の尻尾(しっぽ)



着替えた私の今の格好は

黒のノースリーブのパーカーに

黒のショートパンツ。


足には黒と紫のボーダーのニーハイ

手にはお揃いのアームウォーマー。


ご丁寧に両手足には

耳と尻尾と同じ色の肉球の手袋と靴。



黒と紫のチェシャ猫(黒猫ver)だ。



そして私の隣を歩くのは青空(そら)



青空(そら)の頭には真っ白のうさぎの耳

髪は癖っ毛を利用してパーマっぽく。


服は白いシャツに黒のベスト

下は膝丈のハーフパンツに

黒のハイソックスを履いていて

靴は底の厚い少しゴツめのショートブーツだ。


首から下げているのは懐中時計。



そう、青空(そら)は白ウサギ


ちょっとショタっぽいけど。



チェシャ猫と白ウサギとくればもちろん…




「…なんで俺がこんな格好を…」



ボソッと呟いたのは私と青空(そら)の一歩前を歩く雪。



金のロングウィッグを被り

頭には白のリボンカチューシャ。


服は水色のワンピースドレスに

白のエプロンを付け

黒と白のボーダーのタイツ

黒のパンプスを履いている


ちょっと目つきの悪い(アリス)だ。




全員似合ってることもあり会場の歓声は耳を痛めるほど大きく響き渡った。



つか、厚底とヒールってチビを馬鹿にしてんのかっ!



『おーっと!最後に登場していただいたのは、生徒会の書記と会計の有栖川(ありすがわ)さんと宇佐見(うさみ)さんと…えっとあなたは??』



「秘密の助っ人です」


口元に人差し指を添えて答えた。


『……っ!……ち、ちなみにチーム名なんてものはありますか??』



司会者が聞いてきた…が



どっちか答えろよ!!!


シカトする二人。

青空(そら)に関しては司会者に背を向け私の方をみて微笑む



それを観客に振りまけよ…



仕方なく答えない二人の代わりに私が答えた



「アリスインワンダーランド、です」



『アリス、白ウサギ、チェシャ猫で

アリスインワンダーランドでした!

ありがとうございましたー!!

…それではみなさん投票に入ってください!結果発表は閉会式前に行いまーす!』




司会者が進める中私達は裏へ戻った



「やっぱ、みーくんかーわいー!!」


すぐ駆け寄ってくる奈美。


「髪型変えたのか、顔バッチリ見えて可愛いじゃん。あれはもじゃ(みお)だってバレねーわ!」


普通に褒めてくる(あきら)

もじゃ(みお)って…。


「仔猫ちゃん食べていい?」


気色悪い冗談を言う瑠伊(るい)


「…く、ろねこ…だ…かわい」


本物(?)の黒猫に興奮するハルカ。




……なんでみんな普段着に着替えてんの?



みんなと話してる間に青空(そら)と雪も着替えていた


私も着替えようとしたら着替えがなかった


奈美が寮に戻したらしい…


なんてことを…めんどくさいからそのままにした




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