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猫は静かに姿を消した  作者: 神梛 那央
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ハチ公の決意




ーhachi sideー




青空(そら)にナオのメアドを教えてもらった。



唯一(ゆいつ)ナオと繋がる手段。



一言だけ送った。



『ナオに会いたい』



そしたら返事が来て


俺がナオの学校にいったとき会ったらしい。



最初は嘘かと思った。



俺ならナオをすぐ見つけれる。



でもナオは俺に嘘ついたことなかった。






今日いた女共を思い出してみた。



いやあの中にはいない。




たとえ(まぎ)れるにしても

ナオは甲高(かんだか)い声で()びたりしない。



アホらしいと冷めた目で

壁の花になっているはずだ。



よーく思い出そうとしてる。





ナオに必死で記憶は曖昧(あいまい)だが

あの時、壁の花になっているような女はいなかった。





『ハチ…私を見つけて』



そのメールが来たとき俺は携帯を握りしめた。



絶対に見つけてやる。




ーhachi side endー






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