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黒猫の真の正体
はぁはぁ…
やっぱ敵わないか
すぐに捕まった私のもとにみんながやってきた。
「澪…」
晶が気まずそうに私を呼ぶ。
雪から何かきいたのかな
「ナオ」
確信を持った声で呼んできた雪。
やっぱり完全にバレたか…。
「待てよ…でもコイツは澪だ。ナオって名前じゃねぇ。」
晶は素直な疑問を口にした。
「それは…」
説明しようとする雪を制した。
「改めて、神梛 那央。女。髪はそこにいる雪と青空達から見つからないようにまこ…理事長が指示した」
「やっぱり…」
呆れたような雪。
「ナオ…ナオ…」
ずっと私の名前を呼ぶ青空。
あぁ…また戻っちゃう。
離れなきゃいけないのに…。
「みーくん…」
涙声の奈美が私を呼ぶ。
「奈美…ごめん」
「やだ!何謝ってるの?言ったでしょ?みーくんは最初から女の子かもって思ってたって!それに女の子だろうと好きなのは変わらないから!!」
笑顔でそう言う奈美。
「奈美って…同性愛者?」
「まっさかー!みーくんだけ!」
そんな今の空気に合わない冗談すら言える仲になった。
ばれたからには仕方ない。
今度こそ守るしかない。




