黒猫のかくれんぼ
あのあと
私は全力で逃げました。
追っては来ていないものの、怖くて二人とは鉢合わせにならないように暮らした。
しかし、やはり2人には完全にバレたようで私を探し回っている。
2人とも自分の立場を理解してるみたいで教室など人気のあるところでは名前を出されなかった。
ただ、晶、ハルカ、奈美には私の名前を出して探してる。
交友関係まで調べあげてるなんてこれは覚悟しないと…。
「…また探してるよ~みーくんのこと」
「悪いな、かくまってもらって」
「俺らは別にいいけど…」
「うんうん!私もみーくんに頼られて嬉しいしっ!」
「そ、れより…黒猫…なにか、した?」
「あー…ちょっとな」
苦笑いで答えた。
逃げ続け
隠れ続けた
しかし限界はきた。
「おい」
捕まった。
しかし逃げ道はあった。
今日は何故か私の部屋でみんなで
夕食を食べるらしい。
部屋に入ってしまえば…
ガチャッ
「いつまで逃げんだ」
!?
生徒会はなんでもしていいのかっ!?
鍵をかけた部屋すら入ってしまうのか!?
逃げ道はなくなりました…。
「澪おっせー…なんでてめぇらがいる」
おー…流石相手が生徒会だろうと
態度が変わらない晶に安心した。
ハルカは生徒会だろうと睨んでいる。
まるで飼い主を取られた犬だ。
奈美は私と2人を交互に見ては
困った顔をしている。
生徒会ってより男だからか拒みたいけど私も助けたいってことか。
瑠伊は……
寝てるよ…。
少し空気読めよ!
まぁ起きてても興味ないだろうけどさ
生徒会を目の前に普段と態度を変えないみんなに少し安心した。
そんなことよりは今、この現状をどうするか…
一つしかないよね




