黒猫の懐かしい夢
はぁ…。
寮へ戻った私は着替えてベッドに横になっていた。
あの人がくれた熊のぬいぐるみを抱きしめて。
するといつのまにか眠りに落ちていた。
『ユキー!!ソラー!!』
『こら!走るなって!!転ぶだろー?』
『もー!ユキはオカンだなー!ねーソラ?』
『ねー!オカンだオカン♪』
『お前らー!!』
『あはははっ』
『よく笑ってられるな?』
『こんなに人を傷つけておいて…あんたは幸せになりたいの!?』
ごめんなさい…
「………なさい…」
「………お…なおっ!」
誰も居ないはずの部屋から聞きなれた声が聞こえた。
「ま…こと?」
「すごい魘されてた…大丈夫か?」
「大丈夫…それよりどうして麻琴がここに?」
「マスターキーありますから♪」
それ犯罪じゃね?
「眠れそうですか?」
「いや、目覚めた…」
あんな夢見て、目覚め悪いし麻琴がいるならどっちにしろ眠れない。
「朝に会議あるのでそれまで一緒に居ますよ」
「朝からならそれまで寝ろよ!!」
「一緒に寝てくれるなら眠りますよ?」
ニヤッと笑い紅茶を入れにいった。
本当に朝まで一緒に居てくれてまだ誰も起きてない早朝に部屋から出ていった。
紅茶飲みながら二人のことを聞いた。
「生徒会にあの二人がいた」
「ユキとソラですか?」
「知ってて入学させたのか」
「えぇ、まぁ…一応理事長ですから。それに言ったら入学してくれなかったでしょう?」
「当たり前だ!!」
「私はナオに入学して欲しかったんですよ」
「まぁ関わらなきゃいい話だし、もう入学しちゃったしな!!」
「無理だけはしないで…」
少し早いけど私も着替えて部屋をでた。




