24話 ハナ アキ「スイッチどこ?」
アキ
『壁に何も無いわね…』
ハナ
『スイッチ〜 スイッチ〜』
アキ
『あった?』
ハナ
『わかんなーい』
アキ
『お母さん もう一回見るわよ』
スイッチないかな?
ずっと明るいままとか?
ハナ
『あー! おかあさん来てきて!』
アキ
『なに? どうしたの?』
ハナ
『あそこ! なんか変なのある!』
アキ
『変なの? ほんとね 何かしら?』
『何があったんですか?』
アキ
『何て言うのかしら 白い壁に長方形の形した
手の平ぐらいの大きさの 何か付いてるわね』
なんだろ? 最近の新しい家に付いてるスイッチ?
小さいのをカチカチするのだと思ったけど
意外に最新のスイッチ付いてるのかな
『それ押せば電気消えるかもしれませんよ』
アキ
『これ押せば? 消えるの?』
ハナ
『ねぇねぇ なにー?』
アキ
『この長方形のところ押せば電気消えるかもって』
ハナ
『ほんと!? 押してみて 押してみて』
アキ
『でも大丈夫かしら…』
電気のスイッチだよね? 見れば分かるのにー
メッセージの文だけじゃ分からない
他に壁に付いてるって…インターホン?
流石に それはないか…
ハナ
『おかあさん はやくー』
アキ
『分かったから じゃあ押すわよ?』
ハナ
『うん!』
押してみるんだ
これで電気消えれば 暗くなって眠れるよね
アキ
『長方形のところ 壁と違う? 柔らかい?
確かに 押すことできるわね』
ハナ
『きゃー! まっくらー!』
アキ
『押したら電気消えたわ…でも…』
ハナ
『おかーあーさん!』
アキ
『真っ暗で何も見えない…』
ハナ
『まっくら こわいよー…』
アキ
『大丈夫よ お母さん ここにいるから』
そっか 穴の中だもんね
他に明かりないと真っ暗になるか
ハナ
『やだよー…』
アキ
『どうしたら いいのかしら…』
『さっき押したとこ もう一度押せば点きますよ』
アキ
『さっきの? でも真っ暗で…あらっ?』
ハナ
『おかあさん…』
『どうしました?』
アキ
『何か小さく緑色?かしら 光ってるとこあって』
それって 暗くするとスイッチが光るやつ?
『それです そこがスイッチですよ
その辺り押せば 電気点くはずです』
アキ
『ここ押せば? あっ』
ハナ
『電気ついたー!』
良かった ちゃんと点いたみたい
アキ
『また明るくなったわ』
ハナ
『まぶしいー』
アキ
『そうね…消すと暗くなって何も見えなくて』
ハナ
『暗いの やだー』
アキ
『点けておいても眩しくて…
ここで寝ること できないわね』
うまくいくと思ったのにな
穴の中だと月の明かりもない
電気消したら真っ暗闇
穴で生活するのは難しそうかな?




