トントン拍子に…
三人にもあきれ顔で見られ拗ねるように顔を背ける。
見「誤解がないよういいますが、最初はちゃんと試験受ける予定でした。ただ昨年事故で流れ、今回も試験だけは絶対に…と言われたし、気を付けていたけどまさか電波悪く連絡付かないなんて…それに付いてはお詫びいたします。」頭を下げ妙に言う。
見「今日のホテル代とかちゃんと請求してくださいよ」巧に言う。
巧「いらん、明日一緒に付いていくし決まるまで一緒だ」雅「ねえやの話は大げさっておもってたけど…色々ちゃんと見てお世話させてね。」見「いいの?トラブルメーカーだよ」瑠「ねえやって?ってかお爺様、華さんから彼女の履歴書貰ってきたんですよね?見せて下さい」手を出す。巧「ねえやは鬼塚基世さんだよ。わしと伯人と同級生だ」言いながら懐から封筒を渡す。
妙「噂の…」ポソ。見「悪い方だよねぇ」呟く
瑠が封筒から履歴書を出して見てると双『明日何処か行くの?』拝「明日退社と、退寮だから、書類関係の確認とか色々あるからね」
瑠「僕も行く」双『え?なんで?』
瑠「契約書類を道中で作れるし備考に」 書類を叩き、「言動確認できる。おまけに男手増えるから…いいよね?」巧に言う。
「構わんが、雇うのか?」
「試験は僕たちと同様?」
「否、障害判断されとるから…」考えて
「1日がかりになるかもな」
「全部だね?こいつら同様に」左右に目線動かし「結果は?」
「んー急がせても翌日だろう。そもそもこの子の荷物はセットだ。貴重品と当座の着替えはトランクに積めるよう指示した。荷物は決まるまで倉庫。それまでわしらと暮らし確認できるし家内も喜ぶ」
「橋本さん確認だけど」「はい」姿勢を正し瑠のほうに体を向ける。
「PC打てる?」
「ゆっくりなら…ローマ字入力は…」
「電話対応とか受付は?」首を降る。
「清掃、雑務でいいなら…」
妙「坊っちゃん?」「妙さんの言いたいことも判るよ。でも僕は勘志と要がADHD 《多動》の判断された時もかれんさんに裏で嫌み言ってた事もね。お婆様が少し様子を見るようにとおっしやったしすぐにアメリカに僕たちは渡った。龍兄は受け入れないだけだ…と言うし僕たちは全員子供だった。今でも問題あるけど」苦笑いして「皆が皆優秀なわけではないよ。一年間様子を見て移動することになってもいいよね?」見「それはもちろん...ただ実家には帰ることはないので住むとこ見つける猶予は下さい」瑠「勿論そこは配慮する。よろしくね。橋本さん」見「此方こそ、駄目なら早めにはお願いいたします」頭を下げる。
双『ねぇ?瑠、仲間外れ良くない』
瑠「ん?」双『彼女だけ名前呼び!』
瑠「あぁ!下の見万世さんでいい?」
見「そちらがご迷惑でなければ…ただエスケープゴートは嫌ですよ」
双『どう言うこと?』
見「だって…中身はわからないけど顔良し、大学出なんですよね?」
双『顔良い?』瑠「お前らうるさい!」
言うと懐に手を入れLollipopキャンディを出し包装紙を剥いて双子の口に放り込み紙を戻す。それを見ながら
見「良いとこの出丸出しだし、もてるでしょう?」瑠「それなりに...」苦笑い。
見「自覚無いタイプ?秋波送られても無視してた?」瑠「んーどうだろうね。僕らは中学前に帰国して一貫寮に入った。そこは厳しく人としての在り方、生き方を叩き込まれた。欲や妬みで他人の心身に傷を自覚は無論、無自覚も駄目だと…ね?目標が有ったから秋波も近寄るなオーラ出してたし、何より意外とこいつら使えるんだよね」
「じゃあ、私より自分が役に立つわ~とかなんであんなの雇ったんですかぁ~とかあの子を下の名で呼ぶならわたしもぉ~とか言われたら?」クスっと笑うと瑠「ちゃんと対応する」
見「女って影でやるのにィ?」目線を妙に向け言う。カクとしだす見万世。欠伸を手で隠す。巧が顔を覗き「疲れておるな。鬼塚君とかれんさんは彼女にお風呂案内しなさい」
見「風呂、明日入る」雅「汗掻いてるからシャワーで流してきなさい。」




