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結局トイレの問題の原因は誰かが溶けない紙をトイレに流していた。ということだった。私はそのまま回収して引き上げた。
まったく困った奴らだな。何でもトイレに流すとか小学生かってんだよ。
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サラサラサラリ
「よし。」
私は給湯室でメモ用紙にまた必要になったものを書いていた。
あと、なんか社員の食ってるものがカップ麺とか多かったから暇だからご飯作ってやろうかと思ったんだよ。勿論そんな量を給湯室で作れるはずもないからな。だから、材料だけ貰って空間魔法・ルームで作ろうかと思ったんだよ。材料費は金払った人にだけという、何故か給食のおばちゃんみたいになっちまったよ。あともう事務じゃないな。段々事務から総務、総務から給食のおばちゃんだぜ。薄々事務要らねぇ会社で私は名前だけの事務員だってのをわかってたよ。昨日の夜にスマホで調べたら出てきたからな。デスクワークって。私バリバリ動いてんじゃんかよ。
帰る準備をしてさっさと給湯室を出た私は社長室に向かった。
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ガンッ
おおお?
社長室から聞こえてくた何かを蹴ったような音。
荒れてますな。何々?聞き耳立てちゃうぞ?
「うちのシマでヤクが出回ってるだと!それはガセじゃねぇよな?」
おおおっと。麻薬っすか?覚醒剤っすか?気になりますねぇ。
「山本。それは誰から聞いた?」
ちっ、流石に聞こえねぇな。廊下の端から一番遠い社長室の中から聞いてんもんな。そりゃ山本さんの話も聞こえないね。
「わかった。情報をもっと集めとけ。」
お、切ったな。今のうち帰りの挨拶をしよっと。
椿は気になるが別に一緒に探さなくてもいいと思っている。職場が潰れればちょっと困るけど。社長室のドアの前に立ちノックをする。
コンコンコン
「町田です。」
「……入れ。」
ちとばかし返事が遅かったな社長さんよ。上に立つ人間は動揺が何があっても冷静で動揺を部下に悟らせちゃあいかんのよ?
「失礼します。」
ガチャ
入室すると社長はこちらを向いておらず、こちらには背中を向けていた。
「何だ?」
溜息をついてから社長は切り出した。
「いえ、帰らせていただきますとだけ。お疲れさまでした。さようなら。」
「あぁ、お疲れさん。」
「あぁ、忘れていましたが、これを。皆さんちゃんとした食事をとっていませんでしたので、所謂給食というやつです。それと、社長もどうですか?では。」
椿は渡し忘れていたメモを渡して部屋を出た。
「クソッ。」
イライラしてますねー。カルシウム足りないんじゃないのー?牛乳飲んでるー?
椿は退室後の社長のイライラした様子を聞いてほくそ笑んだ。楽しくて仕方がないというように。
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「おい、山本。」
『はい。』
俺はあの椿の退室後から暫くしてから山本に電話をかけた。山本はすぐにでた。
「あいつに頼んだか?」
『はい。黒幕は恐らく大門のやつじゃないかと。あの方は社長を恐れていましたから。それに、ちょっかいもかけられていましたから。もしかしたら、その為にちょっかいをかけていたのかもしれません。』
「成程な。」
そういうことか。
「俺の部下に一斉メールを送れ。各班、各拠点で待機だとな。」
『もう、送りました。』
「早いな。」
俺は部下の優秀さにカラカラと乾いた笑い声を出した。
「くれぐれも死ぬなよ。殺すぞ。」
『社長こそお気をつけて。』
「そうだ。」
『どうしましたか?』
「椿に護衛はつけたか?」
『はい。とっくにつけ………何!?』
「どうした?」
『社長すみません。部下から報告です。』
「何があった?」
『社長決して声を荒げないでくださいね。』
「何だ?早く言え。」
『椿さんが大門の部下に捕まったと。』
「何!」
あいつ、護身術を覚えているだなんだほざきやがって、捕まってんじゃねぇか!阿呆か!
『社長落ち着いて下さい。怪我はしていないようです。薬品をかがされて連れていかれたようです。乱暴はされていないので多分社長を誘き出す為の罠かと。護衛はまかれたようです。バレていたようですね。椿さんにバレるとは鍛えなおさないといけませんね。』
「……そうだな。」
山本は励ましてくれているのだろう。つくづく優秀な部下をもってよかったと思った。
「何処に連れていかれているとか分かるか?」
『多分〇×港の第5倉庫かと。よく台湾マフィアの方達と使われているようでしたので。』
「ベタだな。」
『社長、あと5分で会社の前に到着します。』
「わかった。一斑は俺と突入。三班は後ろから二班もな。喧嘩すんなよ。四班の指示はお前に任せる。」
修は装備を手慣れた様子で着けると社長室を出た。
展開早すぎますかねぇ?




