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ルシナの休日とキルアの意外な趣味

 初めての任務を終え、ルシナは家に帰りそのままシャワーなどを済ませベッドに入った。


 何も起きなく平和に終わったからだろうか、数分目を閉じたらすぐ眠りにつき、もう朝だった。


 (今日は学校休みか…)


 いつも通りの時間に身支度を済ませ朝食もとった。


 今日はハイドに何も言われてないので自由なのだろう。

 さて何をしようかと考える。


 やっぱり休日講習に行こう。ここ最近勉強以外にも色々あり過ぎて少し集中が足りていないと感じた。


 


 ―休日の街の中、いつもの通学路を歩いていた。


 (そういえば、ここで出会ったんだっけ…)


 以前軍人にここで襲われ、その時ライザーが助けてくれた。


 あの時はたまたま助けて貰ったものの、次はもう無い。次またこういう事が起きたら自分で対処しなくては…。


 そのために〈ハイド〉に入ったのだから。




 学校にはあまり人はいなかったが、成績上位者と補習組はちらほら目立つ。


 休日講習では、普段教えて貰えない事もたまに教えて貰える。


 講師達も休日講習と平日講習を区別して授業計画していると聞いた。

 平日講習とは、正式な登校日の講習、つまりいつも生徒達が受ける講習だ。



 勿論いつ帰ってもいい。


 講習時間は昼休みを除き午前8時から午後4時まではやっている。


 55分授業のインターバルが5分だ。


 自分の教室ではなく、職員室の前にある空き教室でやる。


 


 ルシナは真ん中の列の前から2番目に座った。


 今日来ているのは自分を含めて20人前後。

 この教室には50人分席があるので、かなり空いている。




 その日ルシナは午後3時まで講習を受けた。

 これはいつもそうしていて、帰りに本屋などに寄るためである。


 本屋に来てすぐ寄るのは勿論魔法系のコーナー。


 色々と見たが知ってる本や既読済みの本しかなかった。



 仕方なく帰ろうとしたとき、見覚えのある人が本屋の中に入ってきた。


 ルシナはこっそり観察した。

 気づくのにさほど時間はかからなかった。


 (キルアさんだ…)


 キルアは少し洒落ているが目立たない、そんな私服でやってきた。


 ルシナはその時、キルアさんはどんな本を読むのか気になり尾行を始めていた。


 キルアは気付いていないのか、平然と歩いていた。


 そのまま彼はマンガコーナーへ歩き、一通り眺めたら一冊のマンガを手に取り立ち読みを始めた。


 (気になる…!)


 本を読みそうな感じはした。しかし、マンガを読むということに意外性を感じた。


 その後数分経つと、彼は本を戻し別のジャンルの場所を行った。


 ルシナはキルアの姿が見えなくなったのを確認し、先程キルアが読んでいたマンガ本を手に取り流し見をした。


 表紙には金髪碧眼のロングで、頭に蝶のようなヘアピンをした女の子がいた。


 あ、これマンガじゃないのね。

 全部文字だった。

 タイトルは言わないでおくが、緑色の本を元の場所に戻した。


 と、その時

 

 「ルシナちゃんじゃないか?どうしたのこんなところで?」


 キルアが声を掛けてきた。

 マズい、バレたか?


 「いえ、たまたま来ただけで…」


 中途半端に嘘をついた。


 「あ、それ僕も読むよ」


 キルアは私が持っていた青色の本に目を向ける


 「あ、そうなんですか」


 「うん、こないだ久しぶりに最新巻が出てね…」


 手にとっていた本の表紙を見ると、黒髪ロングのクールな女性が立っていた。


 タイトルは伏せておきます。


 「あ、これ僕のオススメだよ」


 とそう言って彼は1冊の本を指さした。


 「でぇーと.⚫.⚫イブ…?」


 「そうそう。僕この本のイラストとキャラクターが大好きでさー…。それに色んな属性の子が出てきてもうたまんないよね」


 

 


 ルシナは上官のイチオシ本を教えられた以上、買わないわけにはいかないので買うことにした。



 後日読み終わったが、


 とても面白かった。

 文章だけでここまでできるのかと感嘆した。



 もう一つ分かったことがある。



 キルアさんは2次元好きということ。

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