12. ロレールのオオカミの恐ろしさ
私は、ロレールのオオカミと言われたコンブルーに向かう。
そして気が付く。
「おい?道と並行して船が行きかっているぞ??まさか・・・・。」
嫌な予感がする。この事実が本当なら、コンブルーは本当のロレールのオオカミなんだ。
コンブルーに着いて確信した。
「まさか、ジャンヌの書いた地図にはもう一つ答えがある、私がヴォクラールから、オルレアン方面に行くとき、運河を使ったんだ。その運河がロレール川から離れる所が、ロレールのオオカミ・・・・。」
「ジャンヌはロレールを知らない、似た名前のオオカミと勘違いした場所、嘘だ・・・。」
この事実は大変なことになる。もし、オルレアンの民がこの事を知ったら暴動どころで済まない、完全な一揆になる・・・。
元々、人間と言うのは食べ物の恨みは凄い、その正体こそロレールのオオカミなのだ。
「ジャルジョーの戦い、ここはオルレアンの民が完全な暴動を起こしてジャルジョーが落ちたんだ。だから、市民が略奪したという記録が残った。」
あ、気が付いてしまった。つまり、ロレールのオオカミが言う答え、イギリスはロレールのオオカミに噛み殺された。そして、ジャンヌダルクの奇跡の門番・・・・。
「嘘だろ?フランス人でもこの運河が繋がっている場所がどこなのか知らないんだぞ??つまり・・・・。」
嫌な予感がする。今まで違和感があった。ジャンヌダルクが入城したときに市民に配布した食料の謎。
「しかも、オルレアンの生命線はこの運河しか残っていない。つまりシノン城の奇跡が行われた場所は・・・。」
何となく気が付いたのだ、ヴォクラールからシノンへ繋がるルートは海まで回るルートしか残っていない。
「ん????この運河、どこまで繋がっているのか実際に確かめるしかないぞ?」
私は、船に乗り、運河をヴォクラール方面へ戻って行った。




