バジリスクタイム
甲賀忍法帖とは関係ないです。 WildEyesとヒメムラサキはEDだぞ CD持ってる
ドライの町へ向けて歩いている
「ケー5、さっきのPKはなんだ?」
「簡単に説明するとこの前のイベントで知名度が落ちた奴らだよ、動画配信もしてるからな」
「配信してて負けてるって」
「ミロク、知名度が落ちて見向きもされてない奴らだからどれだけ負けても落ちるだけ落ちるだろ」
「動画配信最初は考えてたんだけどな〜」
「フィオ、やってもいいけど、クランハウスの自室だけにしろよ」
「別にやってもいいぞ、魔剣士、聖女がいるクランなんだから延びるぞ」
「ちょっと配信の準備してくる、編集したのをみんなに見せてから上げるでいい?」
「生配信と編集版の2度配信だな、編集版は説明を付ける感じで」
「生はアーカイブで見れるけど期日があるもんね、生配信の準備してくるから少し落ちるから待ってて」
フィオはログアウトした。
「アルト、その短剣も魔剣なのか?」
「世界一のプレゼント、呪いよりやばい性能」
ケー5、ミリア、ミロクに簒奪剣ゴルトの性能を説明した。ついでにPKに使った時に奪ったアイテムとスキルも
「騎乗スキルを手に入れたの?」
「手に入ったな」
「ユニコーンに乗って乗馬デートだね」
「ミリア、最近見境無くなってない?」
「ミロクちゃん、なんのことかな?」
「アルト、対人で使うなよ」
「PK相手や決闘モードなら奪えるけど、他は奪っても返却されるぞ」
「PKKでも目指すのか?」
「せめてジョブがマルチウェポンで双剣、大剣、大鎌なら」
「チートで白くなって銃も使うんだな」
「ミロクちゃん、あの2人なんのお話をしてるの?」
「他のゲームの話になってるから放置してていいよ」
フィオが帰ってきた。
「生配信してるよ〜 ミリア、手を振ってみて」
「うん」
「凄い凄い、盛り上がってるよ」
「俺ら見れるのか?」
「1週間は見れるようにしてるから、編集したのはみんなの意見が聞きたいし」
「ドライの町に行くぞ〜」
「海鮮」
「海水」
「テイムできる生き物」
「海に生えてる薬草」
「欲望だらけだな〜」
生配信しながら歩いている、ちなみに質問が来るから答えるけど、俺には料理関連の質問だらけで、ケー5には何もない、ミリアにいたってはセクハラ紛いの質問もあるため、ミロクとフィオが質問者に脅しをかける
ミロクへの質問は舎弟がいるかなどでイライラしている
ドライの町が見えて来た所で門番モンスターを発見、でかいヘビ、バジリスクだ
「バジリスクタイムじゃん」
「バジリスクだけどそれ違うやつ、ミリア、耐性付与を頼む」
「了解」
「弱点、水だよ 私役立たずだ」
「フィオが役立たずなら私はどうなるんだ、打撃は効きにくいでしょ」
ヘビ系のモンスターには打撃は有効ではない、鱗があるなら別だが、ミロクとフィオはバジリスク相手だと相性が悪い
「暴れますか」
「そうだな」
アルトはバジリスクへ接近、武器は魔剣コキュートスを装備しており、ケー5も水属性の矢をバジリスクに向けて射る
魔剣コキュートスでバジリスクを斬りつけて呪いを掛けていく
「ミロク、出番だ」
「『黒拳』」
ミロクの魔力が乗った拳がバジリスクへヒット、呪いで硬くなっているため、打撃攻撃も普通に通用する
魔剣ブラックゲイルを装備し、コキュートスとブラックゲイルで『魔剣共鳴』を発動すると黒い竜巻と白い竜巻がバジリスクを包み、全身を切り刻んでいく
竜巻が止むとバジリスクはエフェクトになって消滅した。ドロップアイテムと宝箱が残り、宝箱の中はヘビ皮のベルトだった。
「門番モンスターが弱くなったのは助かったな」
「その分、経験値は美味しくないけどな」
「アルトくん、怪我はない?」
「ノーダメだから大丈夫だよ」
「そこ、イチャイチャしない、配信中」
「忘れてたよ〜」
ドライの町へ着いた。時間はまだ21時でまだいけるな




