↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
英雄になんて絶対ならない! ――神々の過保護な結界で、戦うことすら許されない最強の引きこもりライフ。  作者: とで
第七章:激震する絶対領域、天災古竜の襲撃と「半径5メートル」の死守
PR
61/67

5. 消耗戦の果てに、絶対防衛の決意

戦いは膠着し、壮絶さを増していった。


大焔竜は巨体に似合わぬ神速で天空を舞い死角から次々と焦熱の爪撃を繰り出す。テリーはそのすべてを空間転移と障壁の展開で紙一重で回避するが、一撃防ぐたびに莫大な魔力が消費され脳に鋭い痛みが走る。



「ああ、本当に、めちゃくちゃ肩が凝る……。早く帰って寝たいのに……!」



テリーは苛立ちを爆発させ、両手を前に突き出した。背後に展開されたのは、王国の全魔導師が束になっても届かない超巨大な多重魔法陣――【全属性極大消滅呪文・改】。


ドババババババァン!!!


光、闇、炎、氷、雷、すべての属性の極大魔術が、完全に同調・最適化されたレーザーとなって大焔竜の巨体へと降り注ぐ。天空が七色の光で爆発しまるで世界が終焉を迎えたかのような轟音が響き渡る。


大焔竜は翼を畳み、金剛鱗を限界まで硬化させてその猛撃を正面から受け止めた。肉源が削れ、鮮血が雨のように降り注ぐがそれでも竜王の眼光は衰えない。逆に、傷だらけの身体からさらなる魔力を吹き出させテリーへと特攻を仕掛けてきた。



「我が命を賭しても、貴様を灰にしてくれるわ!」



巨体が迫る。テリーの魔力もまた底を突きかけていた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。