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ブリミル年代記

ブリミル年代記 <深淵の影に飲み込まれた運命>

作者:a.z.bako
最新エピソード掲載日:2025/11/06
一人の子どもが、消えた。

魔法の素質を持つ子どもが、跡も残さず連れ去られていく。目撃されるのは、どこにも存在しないはずの「黒い門」だけ。

魔法使いのローレンは、師匠の言葉を胸に旅立った。

「想像力を現実にする強い信念こそが、魔法の根源だ」

シードホートの魔法学校を卒業したローレンが求めるのは、かつて人類から失われた「忘れられた魔法」。答えを求めて旅を続けるうちに、彼女は三人の仲間と出会う。

剣一本で生きる直情的な冒険者フレア。フードの下に秘密を隠した寡黙な戦士ヘル。バルダーの使者として人々に寄り添う温かな信仰者シャーリン。

似た者同士でも、ましてや友人でもなかった四人が、それでも共に進んでいく。

忘れられた魔法の謎。消える子どもたちの行方。そして開いてはならない門の向こうに眠るもの——それらはすべて、古代から連なる一つの影へと繋がっていた。

※本作は、巻ごとに異なる仲間の視点から物語が描かれる形式です。語り手が変われば、物語の呼吸も変わります。

1巻は魔法使いローレンの視点。好奇心旺盛で考えごとの多い彼女は、行動するよりも先に、まず観察し、時に悪戯っぽく思いを巡らせる——攫われた子どもを追って辿り着いた地下で、二度と外に出たことのない者と出会う。そこは、古きヨツンが眠る死の神殿だった。
2巻は冒険者フレアの視点。竹を割ったような彼女は、考えるより先に体が動く——「剣を大きく振り回した」でしか始まらない。鍛え上げた剣の切先が捉えたのは、討伐したはずの大ヨツンが遺した最期の呟き——「六つの欠片」。
3巻(連載中)はバルダーの使者シャーリンの視点。物静かに見えて、実はひとりごとの多い彼女は、心の中でバルダー様に語りかけながら世界を見つめる——いつものように祈るような独白を挟みながら、禁じられた魔法を使ったローレンの異変に気づいていた。伝えられてきた苦痛は、そこになかった。

外伝では、少しだけ違う視線から覗くことができます。

※カクヨムにも掲載しています。
魔法使いローレンと黒い門
1. バルダーの使者
2023/12/22 21:38
2. オードの家
2023/12/27 12:52
3. バニールの破片
2024/01/04 22:17
4. 黒い煙
2024/01/10 22:42
5. 闇の森
2024/01/17 12:00
7. みすぼらしい神殿
2024/01/23 22:18
9. たき火、おとぎ話、神話
2024/01/31 23:14
10. 招かれざる客
2024/02/05 21:16
11. 古の歌が響く時
2024/02/13 12:44
13. 死の神殿と隠された門
2024/02/21 23:35
14. 一歩の勇気
2024/02/24 10:36
15. 光り輝く広場
2024/02/24 10:48
登場人物紹介
2024/03/13 17:23
冒険者フレアと魔法の剣
1. 星のように輝くものたち
2024/03/13 19:00
5. 叶えたい夢
2024/04/10 06:02
6. 暗いもの、黒い影
2024/06/03 22:37
8. 残した最後の一口
2024/06/17 21:02
11. 暗闇の中でさまよう魂
2024/07/17 22:04
12. 闇に映える赤い魂
2024/08/19 20:49
14. 銅色の伝説と昔話の書庫
2024/10/17 20:32
バルダーの使者シャーリンと輝く盾
1. 危険な迂回路
2025/03/31 23:09
3. 語られぬ声音
2025/07/04 22:57
6. 痕跡の道
2025/10/13 21:59
魔法クッキー:ひとかけらの大災厄
1. 魔法使いと赤い魔法石
2025/11/06 21:56
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