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追求のドンカイ  作者: 夕闇
第1章 「起」
7/10

魔法

               魔法の基礎知識

最初に話した通り、魔法はマザー・マークが生み出した、想像したものを力を用いて、現実に実現させるものだ。その原動力である力は3種類ある。1つ目は、人間誰しも持っている、生命力、つまりは寿命を消費して魔法を使うもの。2つ目は生命力とは別に所持している魔力(エナジー)と呼ばれる力。この力に代償はなく使用しても、時間がたてば回復する。3つ目は自然力、前2つとは違い、その土地の精霊に力を貸してもらい魔法を使うものだ。それぞれの力にメリット、デメリットがあり、生命力は思い代償の代わりに、多大な魔法が使える。逆に魔力(エナジー)は大きな力は得られない。自然力は精霊に力を貸してもらえるだけの資質を示さなければいけないため、基本は使えない。これらの力を用いる魔法にも5種類ある。まず基本魔法だ。主に生活で使われるような魔法で、基本魔法の中でもランク分けされていて、上からL・M・Nだ。次に戦闘魔法、これは文字通り戦闘に特化した魔法だ。これも基本魔法と同じようにL・M・Nでランク分けされている。そして神聖魔法、これは神の力の一部を使う魔法だ。習得難易度が非常に高く、扱いにくいものが多いが、回復などの簡単な魔法もあり、とても神秘的な魔法だ。それから固有魔法だ。これは習得するものではなく、個人個人がもともと持っている魔法のことだ。いつから存在していたのか分からないが、ある日急に使えるようになったり、今最も謎に満ちている魔法だ。最後に禁忌魔法だ。これは魔法と呼ぶべきか分からないが、過去に著しい被害損害を出し、使うことを禁じられた魔法だ。マザー・マークがそれについての記憶を世界から消しているため、もう目に付くものではない。ゆえに魔法と呼ぶべきかは分からないが、知っておいてくれ。


「以上だ。」


「話始めたら本当に長いな。どうにかまとめらんないの?」


「話を聞くだけのガキが贅沢を言うんじゃねえ。とにかく、お前さんには今から基本魔法を習得してもらう。準備は良いか?」


「え~、今から?少しくらい質問させてよ~」


「ダメだ。今からだ。今じゃなきゃもう教えん。」


なんて理不尽な!まあ教わる側として文句を言えない俺はしぶしぶ頷いた。


「よし、まずは私の魔法を見て学べ。今から一回だけ点火(N・ファイ)を使う。それを模倣してみろ。分かったな、よし始めるぞ。」


「いやいやちょっと待て!その魔法知らないし、力の出し方も、魔法を打つのもやったことないのにどうしろってんだよ。」


「きっと大丈夫だ。魔法は一瞬だからな見てろよ。」


俺の返事を待たず、おじさんは何かをぶつぶつと言い始めた。


「赤き炎よ、我ら人のため、顕現し、力を誇示せよ、、、点火(N・ファイ)


目の前に文字が浮き出る、そこに見えたのは、点火という文字がN・ファイという前に、言っていた言葉が集合していた。これをみるのは初めてではない。あのチビ拷問官が同じようなことをしていた。

そうか!あれは魔法だったんだ。

しかし今回のは拷問官のとまったく違っていた。点火という文字は一瞬で収縮し、小さな火の玉となった。拷問官が使用していたのは目に見えないものだった。しかしこの火はきっとおじさんにも見えている。種類が違うだけなんだろうか、

そんなことより、どうやって発生させるのか全く分からんかった。やべーどうしよ、、、


「これが魔法だ。」


おじさんがニッコニッコでこちらに火を近づける。俺は少し青ざめていた。


「おっさん、俺できる気しねえわ。」


おれもにっこりと笑い返す。


「じゃあお前の人生もここまでだな。」


このクソじじい、最初から助ける気ないだろ。とりあえず見様見真似でやってみるしかないか。まずはおじさんが言った通りのことを口にする。


「赤き炎よ、我ら人のため、顕現し、力を誇示せよ、、、N・ファイ」


しかし何も起こらない。おじさんのと違って文字も、そのまま言った通りの言葉が出てきていた。


「それじゃだめだ、何の力もこもってない。」


「じゃあ少しくらいコツを教えてくれよ。」


「嫌だね、それくらい一人で出来るようになってもらわなきゃ、後が怖いぜ。」


なんだよそれ、ホントに俺を助けるつもりなのか?しかし今そんなことを考えたってなにも変わらない、すぐに原因を考える。おじさんと俺は何が違った?おじさんが魔法を使った時を思い出す。

!!そういえば、おじさんはN・ファイまでの言葉が見えなかった!そこに秘密があるのかもしれない。けど、どうやったのか見当もつかない。

どうやって消すんだ?それとも存在したが見えなかっただけ?どんな方法だろうが、何かをするためにはエネルギーが必要だ。それはきっと力だろう。しかし出し方を知らない。この状態で俺に何ができるんだ、、、



・・・とりあえず力を出さなければ、考えることを諦めた俺は、エナジーを出そうとしてみる。出し方が分からなくともチャレンジし続ければ何か出るかもしれない。俺は両手を前に構え、目をつむる。そして手のひらから物を出現させるイメージで力を込める。はじめは手のひらだけ、だんだんと体の端に向けて力を込めていく。頭のてっぺんから足の指先まで力を入れたとき、、、




目の前で大爆発が起こった。

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