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数研3

 「へぇ~、すごいなあ」

 「あなたはどう?数学は好き?」

 「試験のために勉強してるだけですよ」

 「もう一問解いてみよっか」

 少女はもう一枚のプリントを取り出した。


 0 0 0 0 = 24

 数学記号を使って良いとき、次の式を証明しろ。


 「どう?これは解けるかしら?」

 数人は頭をひねったが答えが思い浮かばない。俺には才能がなかったか......、その時、脳の後頭部がカチッという音がした。かなりはっきりした音だった。次には数人は口を開いていた。

 「0!って1ですよね?」

 「うんうん」


 答えましょう

 (0!+0!+0!+0!)!=24。


 「正解!あなた才能あるわね!」

 数人は雷に打たれたような衝撃を感じた。

 ああ、俺は数学を解くために存在しているのかもしれない。

 そんな根拠の無い自信が込み上がってきた。

 「俺、数研入ります」

 「ホント!?これ入部届ね~」

 「ありがとうございます。名前は和田数人って言います。普段はどこで活動されてるんですか?」

 「私は部長の幾田千穂、二年生よ。部室は技術棟の四階よ」

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