衣替えしましょう! vol2
まーじで手が悴んでます。タイピングに絶大な影響を与えてきやがる…
それから1ヶ月程…
「ご主人さま、ついに冬用のメイド服ができましたね!」
「いや、わからんぞ?今回も相当急造になっちゃったからまだ完成してないかも…というか普通そういう店のほうが多い」
1ヶ月で数十着のメイド服の作成を依頼したんだ。普通に考えて迷惑客もいいところだな。ただ、そこをなんとかしてくれるのがあの洋服店…だと信じてる。
「ご主人様、さては脳内で絶賛フラグ建築中ですか?」
「なぜわかったよ…」
最近ウチのメイドが魔法以外の能力を覚えてきている気がしているんだが…僕だけだろうか?
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そして運命の瞬間…なんだこれ?
「あ、カイトさん。お久しぶりです」
「あの…まさか出来てるなんてことは…?」
「皮肉ですか?勿論できてますよ」
「「マジですか!?」」
二人して驚いちゃったよ。この人本当に大丈夫だろうか?僕みたいに働きすぎで過労死とかしない?そうなった暁には夢見は地の果てまで落ちるだろう…
「あの、別に企業秘密を拡散してやろうとかそういうことじゃないんですけど…どうやってこの速さで作ってるんですか?」
これめっちゃ気になるよね。
「お客様を思う心で…なんて言いたいところですが、本当は裏にそれなりの数の従業員と魔道具と機械があるんです。つまり量産体制は常に整っているわけですが…今まではその存在自体が認知されていなかったのかこんなにも無茶な依頼をしてくる人ってほとんど居なかったんですよ。ですから、有名になっていないだけであって実際は許容量の仕事しか受け付けてません」
「それを聞けて安心です…過労死でもされたら夢見が悪いですからね」
「ご主人様、それフラグです…」
やば、僕以外の人に建てるのは極めて迷惑行為だろ…
「カイトさん、くれぐれも回収はしないでくださいね?」
「これ、フリじゃない?」
「「もちろんです」」
そうですよね。
「カイトさん、一着見ていきます?」
「そうします。現物は後に送ってもらうとして…」
それにしてもどんな感じなんだろうか?どうやら相当数の希望を無理やり詰め込んだらしく、それぞれの要素が喧嘩とかしてないといいんだが…
「これです」
「おぉ、これは中々…」
うん、既製品には絶対にないデザインしてる。なんというか…うん()。さて、語彙力くんも旅立ったことだし…
「フェイ、どうだ?」
「すごいです…流石に何個かは却下されてしまうかと思いましたが、見事に希望が詰め込まれてます!」
「普通の服を作るんじゃ、店売りと大差ないですからね。多少無理をしてでも他ではできない服を作る、それがオーダーメイド店ができる最大限のおもてなしだと思っています」
「今日で僕の中での評価が200ぐらい上がりましたよ」
「ちなみに今までは?」
「6600」
「それはありがたい限りです」
改めて見てみると、本当に不思議な見た目をしてる。なんというか…ハイセンスがダサさになるちょうど手前で踏みとどまっている感じ。なぜそんなことになっているのかというと…
「やっぱり、冬用なのに露出多くないか?寒さは努力でどうにかなってそうだけど…」
この服、胸元が大胆にあいているというとても冬用とは思えない設計してるんだ。いったい原案者は誰なんだろうか
…?そしてそのあけられた胸元を覆っているのが…
「これ、ストッキング生地か?」
「多少改良してますけどそうですね。自分でも驚きましたよ…ストッキング生地にこんな使い方があるとは」
イメージとしては、冬用にそぐわない露出をしている部分にオブラートとして薄い生地が縫われている感じ。寒さ対策をしつつ露出を増やすという…一見する煩悩の塊みたいな服だが勘違いしないでほしい。この案をだしたのはメイド本人であり決して主である僕が好き勝手しているわけではない!
「本当にありがとうございます!」
「今後もこんな無茶をお願いするかもしれませんが…」
「か、覚悟しておきます…」
おいおい、最後若干引かれてたぞ?
恒例企画。キャラクターたちの裏話!!
ア:兄さん、この作品100話で一旦更新をストップするって本当ですか?
カ;うん、ちょっと最近マンネリ化が深刻でね…
ア:なるほど…つまり新しい趣向のプレイをしろと!?
カ:いや、そういうことじゃないんだけど…単純に呼んでくれてる人も少なくなってきて読者離れが深刻なんだよね
ア:見る人が居ないと羞恥心なんて生まれませんからね!
カ:アイリス?そういうことを笑顔で言うのやめようか




