現代知識(笑)無双がしてみたい
この話でちょうど10万文字です!
ここまで続けられたのは、皆様のおかげでもあると思っています。
これからもよろしくお願いします。
「店長、そろそろ新商品を作ってください!」
「急に呼び出されたかと思ったら…」
朝起きてすぐに僕が商会に顔を出したのには理由がある。ダイシーにどうしてもきて欲しいと言われたからなんだが…
「別にいいんじゃないか?飽きられてるわけじゃないし、洗剤は消耗品だから普及率が上がっても収入が減るわけじゃないし」
「それはそうなんですけど…」
そう、消耗品商売だ。ライバル商品が現れない限りは収入が安定するし、普及率が上がれば上がるほど収入は増えていく。こう言う商品を売り出した後にやることといえばちょっとした改良を加えるぐらいと言うわけだ。
「私が…いえ私たち従業員が暇してます!」
「おい今私がって言っただろ?」
「さ、さあ?」
ダイシーって、案外抜けてるのな。まあ確かに、僕が働いた時も商品が一種類しかない関係で業務が短調と感じはしたが…
「うーん、開発理由として弱くないか?」
「いいじゃないですか。私たちが店長の家計を守っていると言うのに」
「それ普通逆じゃない?」
お給料を出してるのは僕なんだけどなぁ…
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ということで、新商品開発に取り掛かっていく。僕自身そろそろ新商品を出したいなと思ってはいたからね。
「兄さん、また開発ですか?」
「まだ正式に商品になるかは分からないけどね」
「頑張ってください!私にはできることありませんので…」
「その気持ちだけで嬉しいよ」
こう言う声援って単純に励みになるよね。全くもって非科学的ではあるんだけど、誰か証明してくれない?
「マスター、その商品開発とやらはなんですか?」
「えっと、僕は自分でお店をやっててね。その商品を作ろうとしてるんだ」
「お店というのは…商人みたいなものですか?」
「そうだね」
いずれ、サスティに現代知識を入れてあげないとな…色々と不便なことが出てきそうだ。
「間違った知識を入れないように注意しないとな」
「マスター、私にできることがあればなんでも言ってください。血となりにくいとなり…」
「重い重い…」
いずれじゃダメだな、早急にだな。
**********
「兄さん、何を作るつもりなんですか?」
「うーん、電気回路を作ってみようかなと」
「でんき、かいろ?」
「まあ見ててよ」
これに関しては正真正銘現代知識無双になりそうだ。なにせ、前世にいた人間なら8割がた知ってるだろう知識を自慢げに披露するんだから。現代知識を用いたビジネスを続けるためにも、他の転生者が現れないことを祈ろう…
「はんだ付けってこの世界でどうやるんだ?」
「マスター、何か問題が?」
「うん、熱をもった棒みたいなものが欲しいんだけど…」
「それなら、私に任せてください」
サスティはそう言うと、何やら術式を唱え出した。この詠唱システムも、現代の人間からしたらロストテクノロジーな訳で…サスティには色々と問題が湧きそうだな。主に権利関係で。
「私の指を使ってください」
「おお…これはすごいな」
「人狼なら誰でもできますよ?」
「残念ながら僕はサスティ以外の人狼を知らないからね」
「なら、私が初めてですか?」
「そうなるね。というか、現代の人間なら殆どがそうなんじゃないか?」
サスティの話だと、他にも人間に仕えてる仲間がいるとか…
「マスターの、ハジメテ…」
「…顔を赤くさせると、意味合いが変わるよ?」
多分本人は単純に嬉しいんだとは思うけど。
恒例企画。キャラクターたちの裏話‼︎
カ:先日、この作品の累計pvが10万を突破したよ
ア:つまり…私と兄さんの深すぎる愛の物語が、10万回も見られた、と?
か:間違いじゃないのがなんとも…
ク:カイトさん、とうとう否定するのをやめましたか…
カ:だって、事実だろ?
ク:カイトさんまで私たち側に回られると…なんか寂しいですね
カ:こんなことで寂しさを感じないでもらいたいな…




